2010年01月12日

三津・稲生神社の新年祭

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そんなに急いで
どこいくの・・・

今日は三津の氏神さん
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稲生神社の新年祭です
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白木輝く社殿

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テントのまわりには
三津人がたくさん

地下はぢげ、と読みます
その昔、高官たちを雲上人といい、
一般庶民は土地の下、地下といった
そうな

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去年の注連縄を
焚き上げるのも
この日です

INO7.JPG大木がそびえる境内

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ここには東山稲荷大明神も鎮座
家業繁盛願ってお参りです



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2010年01月04日

松下の山の神さん

先日というか去年といいますか・・・
この前レポートしたのは江の山の神さん

この前→2009年12月24日 江・山の神

今日は松下へ

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松下社にある榊巻きも
14ヵ所すべて瑞々しい緑

松下社境内の入口近くに
山の神が祀られています

特製竈に火をくべて
焙烙をすえて御供飯の準備
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うつぎの箸を手に
椿の葉っぱをくわえます

炊きあがったごはんをなますと皿に盛り
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細いうつぎを33本組んだ棚の上に並べられ
その皿の数なんとっ88個
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ちょっと太目のうつぎの槍と
小瓦と呼ぶ素焼きの皿

そこにお神酒をかけて
素襖姿の7人が順にお参り
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お参りといっても
小瓦をばきんっと割る、んですよね
うつぎの槍で力を込めて一突き!
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不思議・・・

松下地下の手桶の裏には
セーマンの印が
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素襖にも、ね

昔の松下は7つの地区分けが
あったようでそれで7人で
お参りするんだそうです
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2010年01月02日

大晦日の松下社

今年も今日一日

年末恒例の松下社へ

松栄会のみなさん
拝殿にかかる注連縄の
とりかえです
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新しいのに
取り付け完了
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みんなで注連縄をくぐって
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参拝です

さて社務所では
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せっせと榊巻きの準備

みんな、といっても
3人さん、そろって
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まずは社殿の下から

新しい榊をまいていきます
年々大きくなるから
大変です
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境内14ヶ所、
ひとつひとつ
巻いて仕上げて
正月準備です
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posted by 浜参宮観察隊 at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月24日

江・山の神

とある、山中
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普段はひっそりとしたこの場所に
江区のみなさん集合です
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ココは大山祗大神を祀る山の神
旧暦の11月7日に
神事・山の神祭を行っています
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興玉神社の神職さん登場
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山の神は農耕神
春は山から降りて田の神となり
稲作の守護を終えて
秋の終わりに山へ帰って
山の神になるという信仰
(江の回覧板から抜粋)
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感謝を込めてお供え物、その中には・・・
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なんと伊勢エビ!
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すこぶる豪華っ
ほか真っ赤ないちご、なんて
あんまりほかでは見ないものも・・・

そして直会のカタパン
いただいちゃいました
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伊勢っこ定番、ですね

ありがとうございます

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山の神は江神社の奥の山に
静かにお祀りされています
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2009年08月27日

三津の会式

夏休みも終盤の日曜
今日は三津の会式
稲生神社の秋祭りです

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昨年11月に遷宮終え
新しくなった社殿

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お祓いをすませ
神輿に神さんをのせます

そうそう 三津法被には
浜荻があしらわれています

本日の主役!
ちびっこたちの集合写真
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いざ神社を出発です
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男の子は勇ましく
わっしょい わっしょい
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三津中まわります
狭い道は中学生でヘルプ
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みんなで力を合わせて
ゴールまであと少し
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町中に飾られた竹の花に
この日はワクワク
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暗くなって午後7時
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夜店舞台にも人だかり
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ヨーヨー釣りに
おかしのつかみどり

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櫓のまわりでちびっこが披露するのは
二見音頭にカエル音頭
ほか2曲
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火曜から4日間猛特訓したそうです

昔(観察隊がチビの頃…)は
8月24日が祭りの日
この会式が済むと夏休みも終わり
短い夏に惜別の情…(宿題に汗っ)
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2009年08月23日

予告っ![ヨーヨー釣り]

夏も終わりに近付いてきました
せっせとお手伝い
夏祭り、行きましたか
こちらせっせお手伝いの2人組
夜店の目玉★ヨーヨー作成中

結構コツがいるんです

できた!
明日は三津の会式です〜

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2009年07月26日

潜島の注連縄張り替え

旧暦7月1日に一番近い日曜日
今日7月19日は神前海岸の潜島で
注連縄の張り替え神事がありました
(といっても切れてるので新しいのを張る)

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朝8時過ぎ
松下のみなさん集まっております

まずは手分けして…
手作業で大きな注連縄を3本
よっていきます
藁をよっていきます
こちら茅の輪
こちらは茅の輪
これは家族の人数分作って
無病息災、みなの安全を願い
潜島にお供えします

20人くらいっすかねぇ…
総勢20人ちょっと
組ごとにわかれせっせと

はいはい息を合わせて〜
息のあった注連縄づくり
去年の刈取り残しとくのよ
藁は去年の稲刈りのものを
この日のためにとっておきます

どんどんできます
どんどんできあがってきましたが・・・

タイムアウト。。。今日はここまで

と、そのあと仕事で船に乗りました
で、神前海岸を海上から眺めることに・・・(偶然!)

海から見れば…
見えますか、松下のみなさんが
荒々しい岸壁をつたい潜島に
辿り着いております〜

で、およそ3時間後の帰りの船から
見事3本の注連縄が新しく
張ってあるのが見えました!
新しくなってる!


潜島…神前岬にある海食洞門。潜島は海岸線沿いこの先にある池の浦の粟皇子神社の遥拝所とも言われる。地元の松下地区の人たちによって毎年注連縄がかけられる。でも場所が場所だけに注連縄はすぐ痛む。

海食洞門…波の作用で浸食された岩にできた穴のうちトンネル状のものをいう。

潜島はここ

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2009年01月19日

西の箕獅子(みじし)

1月17日

二見は西区コミュニティーセンターにて・・・

作業中…
厳しい眼差しで
真剣に作業中

獅子の目?
獅子の目を取り付けてます

中をくりぬいたダイダイをつぶしてお椀状にし
墨を塗った丸い目の玉をはめ込みます

獅子です キュートです
超キュートなお獅子の完成

農民手作りの獅子は350年ほど前の生まれ
身近のものを巧みに使い
デザインもステキです

いざッ!
いざお参りに!

まず神社へ
近くの松陰神社に参拝

花房志摩守の供養塔です
さらに花房志摩守の供養塔へ

花房志摩守は二見人にとっては大恩のある人物

本来、二見は神宮に奉納する御塩を作る御料地として
神宮領とされていましたが
北畠氏や鳥羽藩の九鬼氏により押領されていました

住民たちは神領に復帰させてもらえるよう
山田奉行所に嘆願し続け
寛永10年鳥羽藩主が国替えになったのを機に
山田奉行・花房志摩守の尽力で神領復帰がかないました

西の人々は寛永18年、江戸に帰っていた志摩守病死の報を聞き
この恩を忘れないために供養碑を建て箕獅子の舞を奉納

そして今でもお正月にこうやって参拝しているのです

わっ
この箕獅子
頭がもみ殻や米をすくう箕(農具)
耳と舌はしゃもじ
目はダイダイ
鼻はヒョウタンに梅の小枝を刺し
胴体部分は蚊帳を使ったもの

全国的に見ても
このような獅子頭はないとか

直会です
参拝をすませみなで直会です

箕獅子を飾ってですねぇ
西区のコミュニティセンターでは
午前中に箕獅子を飾り
夜は西区の初会(はつかい)

酒!酒!酒!
初会では西区の15歳になった男子が
みんなの前で一人前として紹介されます


☆花房志摩守の供養塔はここにあります☆
posted by 浜参宮観察隊 at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月05日

松下 山の神

1月4日の日曜日
山の神さんへ行ってきました
山の神さんです

山ノ神…
どこかと言いますと
これです 榊巻き
むむっ榊巻き


(榊巻きのお宮です)

(2つほど下の記事見てね)


松下の山の神さん
年のはじめに山の神へ感謝し
山仕事の安全を祈願する祭りです

榊の前に土器を並べること
88枚!
88枚の土器 …ドキドキ …(´・ω・`)

ウツギで作った台の上は
白いお皿で埋め尽くされ
お酒で清めます

盛るのは大根、人参のなます
なますッ

もうひとつのお供え御飯も
特製竃でせっせ準備中
せっせせっせと…

炊事当番は榊の葉をくわえ
しゃべってはいけません?!
しゃべっちゃダメなんです

炊きあがった御飯もウツギの箸で盛り付け
盛り付け!盛り付け!

神様の御膳はできあがり
はい出来上がり


その前に置かれた
太めのウツギと土器
ちょっと太めの…

このウツギは槍と呼ばれます

槍,ですか!

ウツギは真ん中に空洞が
あるんですね
御膳の台は33本のウツギを
縄でしばってあります
縄で縛るんです

松下の松栄会のみなさん
衣装をまとい集合です
集合です

二礼二拍手一拝のあと
七人が次々と土器を槍で
つきさし割ります
割っちゃうんです

朝早くからはじめた準備ですが
神事はあっちゅう間
あっちゅう間です

山の神さまは女性とか
松栄会のみなさんの力強い
割りっぷり?に喜んでくれたでしょうか


*・*・*・*・*・*・*・*


帰りの駐車場で見つけました
クルマの注連縄飾り

注連縄@軽トラ仕様
松下の軽トラ仕様はこんなのです


posted by 浜参宮観察隊 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月03日

稲生神社御遷座

11月1日 お白石曳き

秋晴れの午後
トラック現る!!
めでたい紅白幕の
トラック現る!

稲生神社のお白石
今日は三津の氏神さん
稲生神社の新社殿に納める
お白石をみんなで奉曳です

300人!
三津のメインストリートに
集まった人々 およそ300人!

木遣唄も響きます!
威勢よく木遣り唄が響き
練りの声も勇ましくスタート

老いも若きも
ほがらかにみんなでエンヤ

老いも若きも…

エンヤエンヤ!

こちら先導車
三津の浜荻団

三津の浜荻団

お白石を積んだトラックも
飾りが施されお祝い仕様

トラックのお飾り

トラックの飾りだよ

ゆっくりゆっくり
1時間以上かけて道中をすすみます

踊り場で一旦休憩
一旦休憩ーー
木遣りの披露のあと

老人会、婦人部、ちびっこたちが
大きく輪になって二見音頭と伊勢音頭
ちびっ子踊る!

この日のために練習を重ねてきました

もう少しだい!
田んぼ道のその先は
稲生神社です
あと一息 がんばって

ご苦労様でした!
みなでお白石を納め夜の8時には
新しい社殿に神さまを遷す御遷座が
とどこおりなく斎行されました



***************


11月2日 奉祝祭

稲生神社の社殿立て替えは
今年で3度目
神宮さんと同じ20年毎に
繰り返されております

明治の神社合祀で一旦は
溝口の二見神社に祀られましたが
昭和23年11月に三津へ複社しました

奉祝祭です
10時より御遷座奉祝祭

静粛に参列です
ぴっかぴかの社殿前
みなさん静粛に参列

こちら賑やかな大行列
お待ちかねのくじ引きです
はいくじ引き

景品の一部公開?
4等はみそラーメン!
くじ引き四等は…

当たりくじ!1等賞
一等だよ!!

お祝いムード満点の境内では
ヨーヨー釣りに金魚すくい
子どもも大人も大はしゃぎ
 
ヨーヨー釣りに…

金魚すくい!

無事にお祭りを終え
5年後の神宮式年遷宮
お白石も楽しみですね
次は神宮ですね

御神遷委員のみなさま
おつかれさまでした


posted by 浜参宮観察隊 at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする