2006年12月23日

興玉神社の大麻頒布

年末です


大掃除そろそろですね


神棚の御札も新しいのに
かえなきゃ


さてさて12月23日
この日は興玉神社さんが
二見の江と茶屋地区氏子内を
大麻頒布して回ります


これこそ神宮大麻ですよ
神宮大麻を氏神さんから受けよう!と
興玉と大麻をセットで頒布してます
(中には 片方だけの人もいます)


ついでに 神棚祓いもしたり
古神札回収したり…


昔ながらのあるべき風景ですね


あっ旅館街で神主さん発見!

み〜つけっ!


一軒一軒まわってみえます

戸別訪問中…


ちょっと中まで一緒に・・・
事務所の中に神棚があるようです
お邪魔しますっ

お邪魔します〜

カシコミカシコミ〜

パンパンっ!


しまった この位置では
神棚が見えなかった・・・


と気を取り直して次も同行!

次いってみよう


こうやって新しい御札を神棚に

新しい御札です


御札見せてもらえますか

すいませーーん


2枚セット!です

伊勢神宮と興玉さんと…


もうすぐお昼
まだまだ続くようで・・・
ごくろーさまですっ

ごくろーさまっ!


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あの〜,大麻といっても

ヤバイもの ではありません(爆

(あたりまえじゃ)


伊勢神宮の御札を大麻と呼ぶそうで…


神札は、神名や神社名・天照皇大神宮(アマテラスこうたいじんぐう)また神を象徴する物を紙、木札、御神砂、御神水、金属片などに記したものである。通常、年末に神社が頒布(神宮大麻、氏神大麻、竈荒神札、大歳神様、戸口・柱・天井の関札など)し各家庭で神棚に納める。一年の家内安全・無病息災などを祈る。

伊勢神宮が頒布する神宮大麻(じんぐうたいま)(または単に大麻(おおあさ、たいま))が代表的である。


とあります…

2006年07月08日

夏越しの大祓い

さてさて,川曳きまであと2週間!


まもなくです。


おかげ(?)で管理人,バタバタしております。


更新も滞りがちです。


すいませんです…


はい。m( _ 浜 _ )m


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ちょっと,旬を過ぎてますが…


二見興玉神社では,6月の30日,
『夏越しの大祓い』なるものが行われておりました。


夏越し…,『なごし』と読みまする


12月31日は誰もが知ってる大晦日
一年の最後の日ですな


実は6月30日は,その半分が過ぎたということで
無病息災のお祓いを行う風習がありまする


茅で出来た大きな輪をくぐることで
無病息災を願うとか


夏ですしねぇ
体調を壊しやすいですからねぇ


京都のかの祇園祭も,同系列のお祭りのようですな


信頼できます情報筋によりますと…
(なんじゃそりゃ?)


例年は6月1日から境内に茅の輪を設置してるそうです。
(今年は浜参宮のため,中旬頃に設置したみたい)


こんなものです,茅の輪↓

茅の輪ですわ


2枚目。さて,30日は大祓式。
だいたい全国どこの神社でもしてるそうです

大祓い!


ためしにグーグルで検索すると…
全国いっぱいありますね


●グーグル検索;大祓い


そうそう。


茅の輪くぐりは作法があるそうで


●みな月のなごしの祓いする人は千年《ちとせ》の命のぶといふなり
●思ふ事みなつきねとて麻の葉をきりにきりても祓ひつるかな
●蘇民将来,蘇民将来

という文句を唱えながら,
まずは左廻り、そして右廻り…
と,8の字に合計3回廻ります。


くぐります


みなさんくぐります


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う〜ん,伊勢といえば『蘇民将来子孫門』
この大祓いにも『蘇民将来』が出てくるあたりが
ちょっとおもしろいなぁ…


今年はもう茅の輪はありませんが…
(旬を過ぎた話題ですいませぬ)


来年は,みなさん,茅の輪をくぐって
夏バテ防止!
といかがですか?

2006年06月21日

6月21日夏至祭

6月21日は夏至です


一年で一番昼間の時間が長い日


この日,禊の浜,二見興玉神社では
夏至祭というものが行われました


早朝4時,一番活力のあるとされる夏至の来光を浴びつつ
海中に身を浸し禊を行う夏至祭です


夏至の朝


朝3時15分起床
興玉さんに3時半到着


神事がはじまったところでした
立ってても眠れそう・・・です

拝殿にも
境内にも
禊ぎ姿の人々が集まっております

夏至祭お祓い


夏至祭お祓い


そうそう拝殿前の大きな輪は茅の輪


茅の輪の時期ですね


茅草で作られた大きな輪は、
正月からの半年間の罪穢を祓う
夏越しの大祓で使われ、くぐれば
疫病や罪穢が祓われるいわれています

                     
                   
さてさて境内いっぱいに禊ぎ人が
出てまいりました
船漕ぎのようなポーズで
海へ入る前にカラダをあたためます

気合いれ(?)


カメラマンも場所取り合戦
さすが名勝・夫婦岩

カメラを抱えた人たちでごった返すのです


さてさて出るか どうか 

6月下旬 太陽出る前の海は
禊といいつつさぞ冷たいことでしょう

うーーん冷たそう


やっぱり冷たい?


今日は残念ながら雲が厚く
日の出時間になっても
太陽は姿を現しませんでした


昨日は富士山が見えたらしいですよ
(ウワサですが・・・)


しかし
帰ろうとしたらうっすら明るく
雲の合間から太陽の明かりが!

おぉ,朝日!

ちょっといいことありそだわ


ちなみに…


ほんとうなら,このポスターのような光景が…


分かりますか?


ご来光,富士山越しに昇ってくるんです


夏至祭ポスター



(ポスターの,日の出,台形の陰があるでしょ?富士山です)


2006年06月20日

夏至祭

お木曳きがひと段落なので,興玉さんネタでも…


興玉さんの夫婦岩,夏至の太陽を迎える門でもあるとか


で,夏至の太陽は,一番活力のある太陽だとさられているそうで


その夏至にあわせ,
興玉さんでは夫婦岩から登る夏至の太陽を迎える禊神事が行われまする。



その名も『夏至祭』


(ただ,梅雨真っ最中の時節なので,日の出は…)

写真は


境内に集まった崇敬者たち(寒そ・・・)

夏至祭@


日の出に向かって海で禊ぐ(冷たそ・・・)

夏至祭A


です


6月21日午前4時?ごろ
みなさん早起きしましょです

2006年05月26日

藻刈神事

浜参宮のとき
興玉神社でお祓いを受けますると
海草の幣でお祓いをしてもらえます。


どっかに写真が…


あったあった,これですわ。


無垢塩草


これでシャンシャンとお祓いしてもらえます。


無垢塩草(むくしおくさ)といいまする。


無垢塩草…,まぁありていに言うと
アマモという海草ですな。






鳥羽水族館のジュゴンは…






アマモが大好物ですな。






いやいや…




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無垢塩草は興玉神石という聖なる石
から採取されるものです。


興玉神石ぃ?とお思いでしょう。


実は,夫婦岩の沖合い700メートルに
興玉神石というものがあります。


石といっても周囲1キロほどあるとかで
どっちか言うと…,




岩礁ですな。





話では,猿田彦神が現れた聖なる場所…,だとか
(興玉 = 沖魂,だとか…)






夫婦岩の沖に岩礁?




そんなの知らない,見たことない
とおっしゃる方


まことにそのとおりで。





今では海中に没しています。


江戸末期までは潮が引くと
みることが出来たとか。


でもそのころ起きた地震で
完全に海中に没したとか。




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さてさて,そんな聖なる石(岩礁?)からアマモ…,
いやいや無垢塩草を採取する神事を藻刈神事と申しまして,
毎年5月21日に行われます。





ちょっとその様子を…


藻刈神事@


はいっ,夫婦岩のひだりのほーに,船が見えますね。





…えっ?よく見えない?





そうですか…




残念です…



(?)




しょうがない。
別角度でも少し
アップしてみましょうか。





これでどやっ!



藻刈神事A


藻刈神事B


この船のあたりに興玉神石があるそうで。


大潮の干潮時には
うっすらと陰が見えるとか。




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さてさて。


藻刈神事,とある資料によると…


榊・幟を立て注連縄を張り巡らせた和船で
興玉神石付近を三周,二拝二拍手一拝した後
お神酒,お供え物を海にささげます。


んで,無垢塩草を手鎌で刈り取り
桶にいれ神前に奉献した後に
天日で干せば無垢塩草の出来上がりだそうで。


あっ,出来上がり!なんていうといけないですな。


取り立てのものを桶にいれ
神前に奉献の行列,です。


無垢塩草奉献


そんな無垢塩草でお祓いを受けます。