今朝も東京在住の友がお白石奉献の前にお参り

夫婦岩=立石さんです
常世の浪が寄せくる海浜
二見興玉神社にて清めのお祓いを受ける、
神宮参拝前の浜参宮は昔からの慣例
垢離かき場として世に知られていました
内宮門前のおかげ参道にも描かれてます

かつてはこんな風に海水に浸かって
身を清めてたのですが
そこは今はちと簡略化
無垢塩草にてお祓いします

霊草アマモです

これは夫婦岩の沖にある
興玉神石のまわりに生えてます
へー
「こっから1キロぐらいのとこにのぉ
うじゃうじゃ生えとるんや、あれが」
と無垢塩草を指差して

この人がゆうんです(三津の木遣り翁)
そんな見たようなこと言わんといて
と笑って返すと
見たんだ、と

(浜参宮時の木遣りを毎週チェックに旅館街)
なんと、かつての二見の小学校の水泳検定は
海水浴場の浜から(正確には潮香苑裏)
興玉神石あたりまで泳いだんだそう 遠泳…
結構な距離
うちらんときは中学校では裏の海で
深いところで円になって泳ぎ続けて時間で換算
1時間泳いだら2キロとか
かまぼこの板、水泳時間に持っていきましたよね!!!
いま学校水泳は二見なのに!?プールだそうですが
興玉の舞の巫女さんの持つ榊も

アマモ付きバージョンです
この清浄な無垢塩草は
貞享3年(1686)にすでに
参宮者に授与されていて
「垢離場之茶屋之事」の一節 二見興玉神社の文書より
貞享三年、参宮者の沐浴禊斎二寒気ノ不自由ナカラシムルタメ、天之岩戸之南側ニ茶屋ヲ設け、菊酒ト称スル神酒及、無垢塩草を授与シ貝殻等ヲモ販売シタルヲ始メトシ・・・・・
ほか、生活習慣との結びつきも
水田の害虫防除には無垢塩草を
竹に結びつけて畦道に建てたんですって(玉船談)