2012年12月14日

職人シリーズ第5弾・注連縄師

先日の、注連縄づくりのみなさん@松下
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注連縄の後継者、募集中
もしくは12月だけの弟子入り、大募集!
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2012年12月08日

注連縄シーズン

師走12月
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はじまってます
松下社の注連縄づくり
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お馴染みの松下メンバーが
集まっています
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蘇民将来子孫家門
心優しい蘇民さんに由来するこの注連縄は
一年中玄関先に飾られます

蘇民将来だけではありません
交通安全も大福神も
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16日の頒布始祭に向けて、
急ピッチ!です
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2012年09月15日

職人シリーズ第4弾・漁師

夕刻の今一色へ
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念願の、エビ漁!です
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本日の職人、よしみさんを待つ堤防にて
散歩のおっちゃん曰く
「今一色のエビくたらよその食われへん」とな

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よしみさん親子(右)と
助っ人同級生(左)で出港ー

シーズンになると、
潮加減を見て漁に出るんだそうで
「むっさんこ行ってもあかんの」

海上に4杯のエビ船

ほかの船を確認しながら
網を仕掛ける場所を定めて
暗くなるまでしばし待ち

で、いざ、網を海へ
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で、またしばし、待ち
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そろそろあげよか、の声で
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丁寧に引きあげていきます
網を繰る右側でエビを確保!
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エビのほかワタリやキス、
タコ、イカも捕れました

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この網、作る人もおらんようになってきて
愛知県から買ってるんだそう

中古のクルマ、買えるぐらいのお値段

修理もままならんと
よしみさん

大切に使てます

3回、網を仕掛けて港へ戻りました

昔は朝までやってることもあったみたい
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ピチピチの車エビー

※民話の駅蘇民に、売ってます!
 (よしみさんのじゃないけど)
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2012年09月03日

職人シリーズ第3弾・料理人

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二見の山田原にある
こだわりぬいた伊勢路料理の店
五峯庵(ごほうあん)
一日一組限定

来月いっぱいで閉店です
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主は五味貞介さん
かつては、南極観測越冬隊に料理人として参加
帰国後は名門料亭「魚鉄」で料理長を務めた方
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元禄時代の料理「元禄御畳奉行の食事」を再現したり
日本料理のルーツを探るためチベットへ赴いたり
挿絵のすてきな料理本も発刊
達筆すぎる献立ももちろん手書き

料理人というより芸術家

同級生のお父ちゃんでもあり
お店閉まる前にとオープン当初から2度目の訪問
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溜息の漏れるお料理なんです
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15の時から料理の虜
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これは神之敷
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神宮の神饌にならって
素焼きの器が和紙でくるまれています

料理を振る舞う器にもこだわり
還暦退職後の2年間で千枚の器を焼き上げたそう

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日本料理一筋に過ごした伝説の料理人 
築160年の古民家で五峯庵を開いたのは63歳

最初からお店は10年と決めていました
http://www.isesima.net/gohoan/
posted by 浜参宮観察隊 at 04:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 二見の話題> 職人シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月13日

職人3注連縄づくり(番外編)

番外編とあるのは
シーズンの年末でないから
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注連縄づくりの松下にて

伊勢では年がら年中、玄関に注連縄

素戔嗚尊より災難除けにと茅の輪を授かった
蘇民将来の故事が、いまも根付いています

太い縄に五本の足がつき
柊・榊・裏白・馬酔木(アセビ)を飾ります
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あっ、楪(ユズリハ)、忘れてました
松下社の裏手へゴー
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それと、これも、、、
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幣です
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包丁です
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飾りを付けてから
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最後に門符(松下では桃符)です
松下の注連縄職人トリオです

この注連縄藁部分は特大
門符は超特大サイズです

さて、付けるのはどこ?

見事当たった方には抽選で1名様に
カエル堂グッズ、プレゼント!
(ヒント:もちろん二見町内)
posted by 浜参宮観察隊 at 05:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 職人シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月27日

薪割り職人

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薪、です

昔は、かまどがあったり、五右衛門風呂だったり
おうちで薪が使われていました

こちら薪割り職人ゆたかくん@岩戸の塩工房
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窯で海水を焚き上げる塩づくりの燃料は薪

使いこまれたゆたかくんの斧
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チカラ任せではなく
斧を振るにはコツがあるんですよね
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狙いを定めて、木の繊維を狙って

木元竹末・・・
薪は根元を上にして割り
竹は先端から割るのが基本

温度を上げたり下げたりは職人の勘
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オール電化で火を見ることも
少なくなってるような。。。

堅い木にはくさび(矢)を打ち込んで
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生木に近いほど
木は柔らかく、刃が入ります

岩戸の塩工房では間伐材や古材を
薪に活用しています
posted by 浜参宮観察隊 at 05:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 職人シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月04日

職人シリーズ其の1

またもや勝手にシリーズ化
「ザ★職人」です、お決まりの二見限定…

ものづくりから暮らしのエキスパートまで
技を持ってる職人さんをレポート!
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第一回目は、この方っ
塩焼きの、といっても喜多井さんではなく、
岩戸館の百木良太くん@旅館街
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岩戸の塩は神前海岸から汲んだ海水を
コトコト焚いて塩を抽出するのです
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この海辺、海底から
森のミネラルを含んだ水が湧き出ています
五十鈴川の御塩浜とよく似た条件
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そして神前海岸といえば明治まで
神宮の贄海神事が行われていたところ
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海草が立派に育つ、いい海です

で、その海水を
窯に薪をくべながら
じっくりじっくり15時間
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濃度や天候によってはもっとかかるそう

あっ、薪割りもします
薪は間伐材や古材などをうまく活用

岩戸の塩は
カルシウム、マグネシウム、ナトリウムはもちろん
にがりも含んだ海の味そのもの
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だいたいのところはにがりを取り除いてます

仕上がり前の焼き上げ
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ここは油断できません
お塩が焦げてまうので
サラサラさせながら
ヘラでかえす作業

腕、けいれんおこしそう
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約1トンの海水から20キロ
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二見産の天然海塩です

詳しくは、NAGI48号にて(絶賛発売中!)
http://www.i-nagi.com/
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posted by 浜参宮観察隊 at 05:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 職人シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする