4月8日はお釈迦様の誕生日
三津では5年程前に
その誕生を祝う風習が復活し
明星寺と慶春寺が交替で花まつりを
行っています
ツツジの花で飾られたお釈迦様に
甘茶をかけます
甘茶をかけるのは生まれたばかりのお釈迦様に
天から九竜が香湯を注いだという伝説に
ちなんだものと言われています
ちっちゃいっ
お釈迦さまを拝んだ後は
みんなの楽しみ福引きです
じゃんっ 豪華賞品 盛りだくさん
甘茶のふるまいもあります
飲んだら ホントにあまーい
お砂糖でもはいってるのかと思いきや
こうゆう茶葉なんですって
そして帰りにはお花の鉢まで
いただいて(西井板金さん提供)
花づくし
花祭りは仏教では灌仏会と言います
旧暦4月8日に近い休日を選んで
行われるこの行事
三津では初夏の風物詩のひとつに
なりつつあります
そして…
こんな花まつりのCDまであったりします
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■ ■ ■明星寺 おまけ■ ■ ■
この日は
木造薬師如来坐像のご開帳です
これ国指定重要文化財
像高は102.7センチ
久安元年(1145)
願主荒木田神主・度会氏という墨書名が
背板の内側に記されている古いものです
2008年05月08日
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「無形」文化財ではありません。
つまらんツッコミしてすみません(^_^;
文化庁の国指定文化財データベース(http://www.bunka.go.jp/bsys/)で確認しようとしたら・・・、
「木造薬師如来坐像」で所在地不明データがいっぱい(-_-;
一時流行した仏像盗難事件の影響?それともデータベース管理者の怠慢?個人情報の保護・・・ではないなぁ。
ひるまず、「条件を指定して検索する」から
「国宝・重要文化財(美術工芸品)」&「彫刻」&「重要文化財」&「平安時代」&「所在地不選択」で127件中99件目に出てきました。・・・が(・_・;
ほとんど説明がない、所有者情報も画像もない、どこにいったらあるのかもわからない。(-_-;
専門の官庁のデータベースより「浜参宮だより」の方が詳しいやん(^_^;
これはこれは、ご指摘ありがとうございます
ほんまですな、無形文化財やったら
この如来さん、人間国宝になっちゃいますね(^ ^;)
多分…
文化庁のデータベース、全然フォローできてないんでしょうね
二見町内だけでも、江の太江寺の千手観音立像と2つもあるくらいですから…
薬師如来像、数ある如来の中でも
阿弥陀如来像の次に多いんだとか
薬師というとおり(今で言えば『内科医』ってニュアンスでしょうか…?)
全国各地に立派な像がある辺り
珍しく現世利益の如来さんとして
当時の人々の願い想いが伝わってくるようです
ひゃーっ、すみません
勢いで無意識にキーボードたたいてました「無形」…
きっと御田祭の延長?で…
浜千鳥さま、チェックありがとうございます
お詫び&お礼にマメ知識を資料から
この薬師如来坐像、康和三年(1101)八月一日、
内宮祢宜となった荒木田忠利が三津長官となり、
久安元年(1145)に寄進したと
伝わっています
荒木田姓、度会姓については「神宮要綱」に−−−
「祭主以下の官職、各世襲となり
祭主は大中臣姓たる藤波家、宮司は中臣姓たる河辺家、
皇大神宮祢宜は荒木田姓の七氏
(藤波、中川、井面、佐八、沢田、薗田、■)
豊受大神宮祢宜は度会姓の六氏
(桧垣、松木、久志本、佐久自、河崎、宮後)
により任用せらるることなり」と出ております
明治四年に新政府によって世襲制が廃止されるまでの
内宮と外宮のお話、です