青空も見えてきた
1月18日の午前10時
荘の町中の一角に
みなさん集合です
祭典のはじまり
ここは…
お社もなく巨木が一本
荘の大楠前です
子どもを守るとされ
「神ノ木さん(じんのきさん)」と
親しげに呼ばれています
まさに自然崇拝
この楠には神宿るとして
昔から崇められてきました
樹齢およそ800年とか
別の植物も育っています
お祓いを受け
参列のみなさんも玉串拝礼
二見では松下、西にも
大きな楠がありますが
楠そのもののお祭りを
やってるのはここだけかな
安政年間の大火と
伊勢湾台風の被害を受けるも
このようにすすすくと青々と
元気です
-----------------------------------------------------------------
幾世遍し楠のみ魂に守られて
村の子宝さ起久育堂ん
幾人もの子ども達がこの木から滑り落ちるも
ケガをするものはいなかったとか
通りすがりのおじさまも話してくれました
「ちっちゃいときは登ってよぉ遊んだ」
それに
「昔は会所まで枝がのびとったんや」
えっ10メートルぐらい、あるのでは、会所まで
守り神ですね
住宅地の真ん中に聳えるこの木が遊び場で
たたみ一畳ほど広がる枝までよじのぼったり
楠の実のころにはクス鉄砲を飛ばしたり
懐かしい思い出話もたくさんです
木に登ったこと ありますか
2008年01月21日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック