今から200年以上前の1792年5月15日
江の村を大津波がおそいました
民家のほとんどが被害を被り
かろうじて難を逃れたのは5、6軒
村人たちは助け合い
郷中 施しあって
立ち直りました
それ以来、犠牲者の供養と
郷中安全の祈りを込めて
龍宮社が祀られたそうです
本日6月29日は旧暦の5月15日
郷中施(ごじゅうせい)、龍宮社の例祭です
興玉さん境内夫婦岩の東
(二見シーパラダイス側)
にある龍宮社前に
江と茶屋の氏子さん
大勢集まっております
神事の後 みなさん並んで前の浜へ
そして木でできた小舟に
きゅうり、ミル、マツナ(ともに海草)の
お供えを積み
巫女さんが海へと流します
「津波を 急に (きゅうり) 見る (ミル) な、待つな (マツナ) 」の
教えだそうですよ
先人の知恵が生きとります
小舟の船頭さん
沖へ沖へ沖へ…
かぁなり沖へ
おーい いずこまで?
無事笑顔で生還!船頭さん!
海のそばで暮らす人たちにとって
忘れられない災害
でもそのときに助け合った村の人々の思いを
大切にしたいですね」
---------------------------------------------------------------
ここでもちょっと触れとります、郷中施のこと…
●二見十景・番外編
http://hamasanguu.seesaa.net/article/33767828.html
2007年07月01日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック