豊鍬入姫命を追って檜原(ひばら)神社へ@三輪

檜原神社は大神(おおみわ)神社の摂社で
御祭神は、天照大御神・伊奘諾尊・伊奘冊尊
檜原の地は、第10代崇神天皇の代、
皇女・豊鍬入姫命が天照大御神を初めてお祀りされた
倭の笠縫邑(やまとのかさぬいのむら)です
ここ檜原神社は元伊勢
日本書記によれば、崇神天皇の代に国中に疫病が流行り
崇神天皇は天照大御神と倭大国魂神という二つの神様を、
宮中にて人と同じ場所でお祀りしているのが原因だと考え、
天照御大神を豊鍬入姫命に託して倭の笠縫の邑に、
倭大国魂神を渟名城入姫命に託して大和神社に遷し祀られたと伝わります
しかし天照大御神はその後諸処を転々とし、
豊鍬入姫命の遺志を継いだ第11代垂任天皇の皇女・倭姫命が、伊勢に到着
五十鈴川上流に大御神を祀られたことが伊勢神宮の創祀といわれています

三ツ鳥居は明神型の鳥居を3つ組み合わせた形
別名・三輪鳥居ともいわれ
本殿に代わるものとして神聖視されていて
大神神社にも三ツ鳥居があります
第62回式年遷宮を終えた別宮倭姫宮の
参道鳥居に使われていた古材を譲り受け建て直されました
檜原神社の境内には豊鍬入姫命を祀る
豊鍬入姫宮が建っています(創祀は昭和61年11月5日)

山辺の道沿いにあり、その道を辿ると大神神社・狭井神社が

つづく・・・