2016年07月27日
土路の富士講2当日
土路の富士講、準備から一週間
23日、朝6時に出発式です
講員21名、世話人5名が
霊峰富士山に向け旅立ちます
数え年2歳以上の子らが富士講のために
12年積み立てをしてまして、なので
一番下が13歳、上は25歳が講員となります
道行唄を唄い、踊りで送り出し
♪はちじょうまわりて すなおりおり
ソリャセー ソリャセーと唄は28番まで
男子老人会の美声が御山の周りに響きます
最後は村社の高羽江社へお参りし
(御祭神はなんと荒木田之神!)
いざ、富士山5合目に向けて、バス出陣
*−*−*−*−*
浅間神社に集まったみなさんもいったん解散
一行が5合目に到着し、歩き出す夕刻、再び集まり、
講員の道中安全を祈って、夜通し踊りが始まりました
ご婦人方は総勢40名弱、
この日まで繰り返し練習もしてきました
前回12年前は土砂降りだったそうですが
今回は伊勢も富士山もお天気に恵まれました
一夜明けた午前5時前、富士講のみなさん、無事ご来光を拝んだようです
しかーし、頂上までが長蛇の列(さすがにシーズン)、
1時間の渋滞で、いったん土路でも解散しましたが
下山するまで踊り続けました(24日11時頃)
江戸時代中頃に成立した富士信仰
山もとに暮らす人たちや、
富士山を望む地域に広がっています
遥か東の海上に富士の山を遠望する伊勢湾岸
浜から少しだけ、朝日が顔を出しました
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