内宮正殿の棟持柱を曳く
内宮御棟持柱奉曳が行われます
奉曳するのは大湊
昔、御用材は
木曽の御杣山(みそまやま)で切り出され
木曽川を下り、桑名から海路を大湊へ
そして大湊で
内宮の御用材は五十鈴川へ
外宮御用材は宮川へ…
と振分けられたそうです
そういう重責を担っていた大湊は
一年次に外宮陸曳き
二年次に内宮正殿の棟持柱陸曳きと
外宮・内宮両方のお木を曳きます
旧内宮領では唯一の陸曳き団が大湊です
(そのほかの旧内宮領の団はすべて川曳き)
長さ12m、直径約70cmの
大きな棟持柱を乗せる奉曳車も
他の団よりひと回り大きいです

写真は昨年一年次に外宮陸曳きをする大湊奉曳団
ちなみに外宮御棟持柱は
6月2日(土)、小川町奉曳団により運ばれます
(宮川貯木場はその昔)
(小川町により管理されていた…)
(からだそうで)
さてさて
内宮のお木曳きで唯一の陸曳き
大湊による内宮御棟持柱奉曳は
徴古館を出発し、御幸道路から
内宮宇治橋前を経由して
おはらい町を抜け、浦田橋を渡り
内宮・宇治工作所へと曳きこみます
各所の通過時間は以下のようになっています
(時間は予定であり、前後する場合があります)
09:30 : 神宮徴古館出発
10:30 : 御幸道路・五十鈴川駅口
11:20 : 月読宮前
12:00 : 中村町・国道23号線Y字交差点
14:05 : 神宮会館前
14:40 : 内宮・宇治橋前
16:00 : おはらい町北詰・県道伊勢磯部線交差点
16:30 : 宇治工作所