
15日のことを、、、円座のかんこ踊り本番

正覚寺の境内にはあふれかえるほどの見学人
高張提灯を先頭に踊り手が入場します
ほか音頭、太鼓、鉦、貝吹きで総勢35人ほど

薄暗くなる頃、はじまりました

妖艶な太鼓さばき
シャグマ、鞨鼓、腰ミノ、縞々の着物
筒袖は手甲脚絆でつつんで、両手にバチ
腹には白木綿を巻いて足元は足袋
昔はわらじだったとか

先祖への感謝を込め300年以上の間
伝承されてきた踊りは豪放で素朴なもの
踊り終えると、いったん楽屋へ

前日にテントを張って準備する若家で
シャグマをはずして休憩です
踊り子の家族や友だちがたくさん集まってきて
ええ雰囲気です、ココ

法螺貝の音で、出番の合図

頭上にセッティング 重さ4.5キロほど
シャグマは良質な白馬の毛
現在では製作不可
能といわれ円座の貴重な宝
松明が燃えさかり花笠姿の小学生も
必死に踊ります

軽やかなジャンプで足元が軽妙に動く踊り
ふくらはぎ、パンパンに張れるそうです

「ちちご」「落人」「牛若」など
踊りは10種類ほど
かつては長男しか踊れず、外へ漏らすなとされたかんこ

先祖供養と、豊饒、繁栄を祈ります