3月25日ちょいと曇りの夜7時
今一色の高城神社はそわそわざわざわ
平成26年10月、新しいお宮となる前に
神様に仮殿へとお移りいただく遷座祭
予行練習もばっちりすませて
いよいよ本番なのです
太鼓の音で祭典はじまり
榊でお祓い、御扉開扉
宮司の祝詞奏上と続き
いよいよ御本殿から
御神宝と御神体のお出ましです
召立(めしたて)として役割分担が紹介されると
襷掛けをした今一色の役員たちが
次々と御楯、御弓、御太刀、御鉾・・・を
手に、列をつくります
そして絹垣、いよいよ御神体
と、その時!
吹きましたねぇ〜、風が!!!
見学に訪れていたおばあちゃんたちも
なんやん、なんやんと顔を見あわせ
驚きと不安の声
頭上から葉っぱや木の実が落ちてきて
一瞬雨かと、でもすぐおさまりました
風が吹いた、というより風が通った、感じ
その直後、境内の灯りは消され、提灯のみ
暗闇の中、静かに厳かに御列が仮殿へと進みます
白い絹垣に囲まれ、御神体はゆっくりと
無事に社務所内の仮殿へ
御神宝もおさめて、はじめての献饌
そして遷座の祝詞奏上
玉串を奉りて拝礼
10月25日に、新しいお宮へ遷るまで
しばらく仮住まいです
高城神社は明治42年、二見神社に合祀
昭和29年分離復帰しています
御祭神は外宮度会氏の祖の
大若子命(おおわくごのみこと)
ほか
菅原道眞
大山祇神
罔象女神(みづはのめのかみ)
不詳一座
2014年03月28日
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