裏木曽出張の流れに乗って、遠征報告
古座川支流小川の奥地、小森川にやってきました
古座川町です(裏木曽とはヒノキ&清流つながり…)
12月5日、神玉(かみたま)神社の例祭でした
「鯛釣り祭り」として知られる一風変わったお祭り
まずはお祓い。湯立神事
急ごしらえの竃には熱湯グラグラ
湯の中へお祓いの笹を入れてかき回し
神職が氏子さんに笹の熱玉をかぶせます
(栄野神社つながり!)
ヒノキ材でできた皿に盛ったお供えは
つるし柿・餅・赤飯
境内に座った氏子さんたち
柿を食べて種を残し、その他のものは包んでおきます
↑ココ、ポイント
滞りなく玉串拝礼までが終わると、いよいよ鯛釣り神事
祭り当番(=野口さん*かれこれ10年ぐらい当番)が釣り竿を持って
「きょうは鯛を釣りにきました。西の海で釣ろか、東の海で釣ろか」
「釣った、釣った」「鯛に釣りきられた」
氏子さんの前の空の皿を鯛にみたて、腰につけた籠に入れ
「赤鯛9匹、白鯛9匹、黒鯛9匹、
3×9(さんく)27匹釣った。大漁、大漁」みんなも「大漁、大漁」
そして鯛の後も続きます
鳥追い神事は弓矢を手に「鳥をうちに来ました」と
3本の矢のうち2本を射て、1本を神職さんに頂けます
芋あらい神事
「芋を洗います」と、先ほどの空皿を芋にみたて
上下にガッサガッサ、芋洗いの真似
そして寸劇最後は猿追い(柿の種)神事
神職さんを先頭に氏子たちが境内を右回りで2周半まわり、
*2周半といってたけど、もっとまわってた
残しておいた柿の種を境内の外へ投げ、サルを追っぱらいます
そして、みなさんお待ちかね
餅ほりー、やっぱ祭りのシメは餅ほり
超笑顔
潮崎さん
ヒノキで作ったお供えのお皿、つくってます
小森川の3人の住人のお一人
山奥でなぜ海の魚の鯛を釣るの?
元々九州の鯛が釣れる地にルーツをもつ落ち武者が
この地に住みついたのが起源だという説も、あり
2013年12月18日
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