2006年07月03日

夫婦岩の注連縄…


お木曳きないときゃ
別の行事の観察隊


今回は,地元の行事
夫婦岩の大注連縄を製作している現場へ


地元では『しめ打ち』と呼んでおります


7月2日(日)の朝もはよから
二見興玉神社の氏子地区である
二見町江地区,茶屋地区の住民が集まりました


ちなみに…


江地区と茶屋地区はこういう位置になりますです↓

江と茶屋でぃ!


さてさて。


注連縄つくり,しめ打ちは
江地区のコミュニティーセンター前で行われます


国道から地区への入り口には…


本日通行止め!

通行止めぇっ?


なにごと?と思わせるくらいのオオゴトです


(いや,ここの地区,ただ道が狭いので…)


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それではしめ打ち開始です


注連縄つくりのまず始めは
束ねたわらを叩いてやわらかく

わらを叩くんですわ


地味だけど,結構腕にきます
おばあちゃん達が元気なんです!


ちなみに,こんなもので
わらたたき

これでわらを叩くのです


で,ほどよくやわらかくなったわらは
水をかけてなじませるのです

水かけてなじませます


わらがほどよくなじんだところで…


わらの束をつないでつないで
ひねってひねって
3つの束に『より』をつけていきます

ひねって,よって…


でさらにその3つの束を
一本にしていきます

3本が1本に…


一本にしつつ,さらに「より」ます


大きい縄なので,よりは手回しウインチでつけてきます


手回し!


手回し手回し!


手回し手回し手回し!



このときみんなで
「ぞーーえっ」「ぞーーえっ」の掛け声


ぞーーえっ?


なんのことでしょう?


造営?


分からんですな


さてさて,3つの束を1本の縄にしていく
秘密兵器,こんなものです


この道具が三本の縄を
ひとつにするのです!

横から

秘密兵器・横から!





真上から

秘密兵器・真上から!


なるほど,うーーん納得!


出来ていく縄は
長いので台の上に置かれていきます


shi16.jpg


みなさん下向いて
何をしてるんでしょうかねぇ?


shi13.jpg


おぉはさみ隊ですか


ちんちくりんなわらを
みんなで丁寧に散髪かぁ!


で,きれいになったところで
移動します


こんなに長いんですわ

注連縄こんなに長いんです


移動先では別部隊が待ってます


注連縄の飾り(?)をつけなければ

かざりつけーーー


かざりつきーー


で,きれいに巻き取ります

注連縄巻取りーー


このように,こういう作業を5回
計5本の大注連縄を作ります


ちなみに夫婦岩には5本の注連縄がまかれています


こんど機会があったら数えてみてね


出来上がりの注連縄
出来たて新鮮ほやほやです

出来たて新鮮!


この日は結局朝の8時から始まって
5本そろったのが11時半


3時間半の大仕事


でも,今回ははやかったなぁーー
の声があちこちから


普段は昼をこえるそうな


ちなみに,この注連縄用のわらは
なんと,わらを取る目的で栽培されているそうです


出来る米は,ついで,だそうな


特別なわらなんです


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ところで,江地区のコミュニティーセンター
ふと見るとこんな看板が…

興玉文庫っ!


ありがたや〜の文庫です


中には本がいっぱいです
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