浜辺に藁
二見のはしっこ 神前海岸
梅雨の晴れ間の朝8時過ぎ
今日は松下のみなさんで
神前普請(こうざきぶしん)
潜島の注連縄張りです
今日は注連縄2本
組に分かれて
さっそく開始
よじって よじって
結構肩に力がいるんです
編み上がってきたところは
散髪隊がきれいにチョッキン
最後の仕上げには
力任せにぐいっとひっぱり
足を付けお札を飾ります
ここでみなさん
腹ごしらえ
あらめを炊いた煮物と
酢の物をおかずに
それと、これこれ
輪っかの中に3本
これを家族の人数分
みなさんこしらえ準備します
いざ注連縄担いで
潜島へ
鳥居を越え
岩場を渡り
ここ、大潮の干潮じゃないと
歩けません
昔はこの神事は旧暦6月1日と
決まっていました
今では、その日に近い日曜日
(今年は選挙なんで土曜日に)
干潮時間を選んで集まっています
潜島、といっても島でなく
岬のはしっこに到着
そしてさっきの輪っか注連縄を
お供えします
家内安全 無病息災
この潜島、神前岬崖下の
海食洞門
干潮時に“くぐれる”から
こう呼ばれているとか
飛島が見えます
岩場によじ登り
注連縄を2本
洞門入り口に渡します
こんな人もやってこない
(月に数回しか来れない)
ところで・・・
ひっそりと行われる
神前普請
松下のみなさんに
アタマが下がります
2010年07月13日
この記事へのトラックバック
地域の人々の心に根ざしているから
ず〜っと続けていけるんでしょうねえ。
大切なことです。
いつもいつも、ありがとうございます!
お祭りのその日が来たら
当たり前のように
人が集まり
みなでお祈り
絶やさず続けていきたいですね