2016年08月31日

夏過ぎて…

明日から9月です。
ふらりと寄った海水浴場も
人気がなくなってしまいました。

なんとなく、おセンチになってしまいます。

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2016年08月21日

三津の会式

本日は三津の会式です
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夏休み後半のお楽しみは
氏神・稲生神社の秋祭り

明治42年、姫宮稲荷神社に合祀され二見神社となりましたが、
昭和23年11月に復社し、東山稲荷境内に祀られました
ご祭神は宇賀之御魂大神、大山祗大神、応神天皇の三神

神輿に福引き、夜は消防団・有志の縁日屋台と
宿題忘れて遊べる日
posted by 浜参宮観察隊 at 05:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月19日

南極料理人・五味貞介展

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残暑厳しい折、ちょいと涼しげな企画展
いかがですか@賓日館
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南極に行った料理人・五味貞介展です

1972年と1980年、南極観測隊に2回参加した
和食料理人の五味さんは山田原出身&在住
その足跡をたどる展示です、盛りだくさん
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南極の食事は持っていった食料だけで賄います
補給は一切ありません
過酷な環境の中でおいしい料理を
毎日提供してきました
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五味さんは15歳の時、二見館で料理人生がスタート
大阪、岐阜、名古屋などで修行を積んだのち
2回の「日本南極地域観測隊越冬隊の料理長」
その後、料亭「魚鉄」で料理長を務め
作陶の世界へも飛び込み、定年後は実家・山田原にて
1日1組限定のくつろぎどころ「五峯庵」をオープン
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遷宮の年まで数多の人々を虜にしてきました

五味さんが持ち帰った南極の砂もあり!
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ギャラリートーク(申込必要・定員30名)は
8月21日(日)10時〜11時、今回は大人向けです
賓日館[TEL 0596-43-2003]まで
posted by 浜参宮観察隊 at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> ほっほ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月15日

東豊浜の大念仏

ふるさと帰省の盆休み、先祖供養のお盆です
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五十鈴川越え、宮川越えて、今宵は東豊浜へ
土路、西条、樫原と集落は3つあります

大念仏(かんこ踊り)はそれぞれに14日
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富士講盛んな土路では高蔵禅寺にて
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紋付羽織の役員が供養の口上を読み上げると
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かんこ(羯鼓)を手に、長いバチで
打ち鳴らしながら輪になって踊ります

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(↑西条)動作がすこぶるスピーディーだったり、
道具や衣装など、かんこ踊りは微妙にちがえども
周囲で持つ手燭はだいたいどこも同じです
(↓樫原)
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伊勢のかんこ、まだまだ続くお盆です
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2016年08月14日

提灯のさるめさん

時期ですね、境内いっぱいに提灯です
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猿田彦神社の境内社・佐瑠女神社は
天宇受売命がご祭神

天の岩戸に隠れた天照大御神を呼び出すため
神楽を舞ったとの伝説のある神様、そのため
芸能、神楽、鎮魂の祖神と仰がれいます
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毎年8月17日は宵宮、18日が例祭です
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2016年08月13日

【その6】二見陣屋の現状

二見陣屋
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三重県教育委員会(1984年).三重の近世城郭 p.72
三重県教育委員会提供

二見陣屋です。
かつての場所は光の街への道が参宮線をまたぐところ
から見える茶色い建物、二見町上水道加圧場と
その北側の住宅地あたりになります。

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(建物後ろの跨線橋が光の街への道です)

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地図ではこちら。


陣屋とは藩の役所のことです。

高城、鮫川の砲台を文久3年(1863年)に築いた
津藩11代藩主藤堂高猷(たかゆき)は同時に
砲台を守る衛兵の家中・御供・人足880人の陣屋も築きました。

それがこの二見陣屋で
現在は残るものは何もなく、北側から水道加圧場入る道が
かつては陣屋への門へ至る道です。

そのためか、このあたりの字名を「御門」といいます。

当時は北と南に幅約3mの堀を巡らし、四方を約6mの土塁で囲み、
内側には東西約85m、南北54mの長方形の広さがありました。

その様子は上記図のほかにも二見町全部の地割を載せた
「二見町土地宝典」でも確認できます。

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地割を上記図と比較しながら見れば
なんとなく堀の形や陣屋跡が浮かび上がります。

建物は明治維新の廃藩とともに取り払われました。
記録によると明治40年ごろまで周囲の土塀が残っていたそうですが
その頃敷設された参宮線の工事で大部分が壊され
残っていた部分も昭和7年頃にはすっかりなくなったそうです。

今回ちょっと上水道加圧場の周りを歩いてみました。
ちょうど上水道加圧場の東側の藪の中に直径十数cmの
古い材木が何本か打ち捨てられてました。

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よく見ればほぞ穴のようなものが確認できる
明らかに柱に使われたと思われる材木、
ひょっとして陣屋に使われてた木材、かもしれませんね。



---二見の砲台---
【その1】はじめに
【その2】時代背景など
【その3】高城(今一色)砲台の現状
【その4】鮫川(茶屋)砲台の現状
【その5】神前砲台の現状
【その6】二見陣屋の現状
【その7】一色砲台と大湊砲台の現状
posted by 浜参宮観察隊 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 二見温故知新 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月10日

海水浴発祥の地、二見浦

海水浴発祥の地として公認された
由緒あるビーチですよ、二見のビーチ
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明治15年、日本で初めて誕生した海水浴場

お伊勢参りの禊の地である二見浦
海水は健康増進・病気療養によいとされ、
汐湯治などの目的で海水浴がはじまったとか
時の内務省衛星局長・長与専斎(ながよせんさい)推奨です
オランダ人医師の下で西洋医学を学んだ人

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白砂の浜が弧を描く海辺は、
日本の渚100選でもあります
posted by 浜参宮観察隊 at 06:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/夏・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

荒塩づくり

松林の中、漏れる灯り
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荘にある浜辺の御塩殿、
御塩汲入所と御塩焼所の扉開いてました

神宮の御塩づくり
御塩はお供えとして捧げられ、
お祭り前の清めの塩としても用いられています

五十鈴川の河口、御塩浜で取れた鹹水を
鉄の平釜で炊き上げて荒塩にします
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一昼夜かけて行われます
年に一度の真夏の作業です
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2016年08月04日

【その5】神前砲台の現状

神前砲台
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三重県教育委員会(1984年).三重の近世城郭 p.73
三重県教育委員会提供

潜島がある神前岬からさらに鳥羽方面へ
回り込んだところにある小さな岬の上にあります。
場所はここになります。



砲台跡の大きさは約18m×20m。
二見町の地割図、二見町土地宝典の該当部を見てみると
はっきりと砲台の跡が見て取れます。
(六六四五の場所)

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この下へと延びる細長い部分も
『南の後方に幅3.2mの道路が南方の浜に続くのも注意を引く』
と三重の近世城郭 p.73に記されているとおりです。

同様に「三重の近世城郭」に記されているところによると
北東側の前面の土塁の幅が7m近く(中略)高さ1.2m程の土壇状ともなり、南隅の土塁は、幅2m〜3m、高さ1.5m程ある。坑内中軸線から北西面が床面で20p〜30p高く、南隅には約2m四方の凹みがある。施設の配置に関連ある遺構であろうか。保存状態は良好。


---二見の砲台---
【その1】はじめに
【その2】時代背景など
【その3】高城(今一色)砲台の現状
【その4】鮫川(茶屋)砲台の現状
【その5】神前砲台の現状
【その6】二見陣屋の現状
【その7】一色砲台と大湊砲台の現状
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2016年08月01日

葉月朔日・八朔参り

あっという間に7月が去り…
朔日がやってきてました、汗っ
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出遅れ気味の、内宮・宇治橋

8月1日は八朔、豊作を願い粟餅食べて
台風の被害がないよう祈りましょう

土用のお水汲みと同様に8月1日も
五十鈴川で水を汲んで神棚にあげ
無病息災を祈るものになりました
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お参り終えておはらい町へ
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まだあった! ほっ…
粒を残した粟餅に黒糖味の餡
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posted by 浜参宮観察隊 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> ついたちといえば… | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする