山の神のお祭り 松下にて
今年は1月4日の月曜でした
年のはじめに山の神へ感謝し
山仕事の安全を祈願します
お天気もよく、みなさん松下社の境内に
集まっております
小さな竃でご飯の準備
炊事当番の人はしゃべったらあきません
ツバキの葉っぱをくわえながら
みなの誘惑にも負けず、無言…
20分ほどで、できあがり(いつのまにか赤飯?!)
山の神の前では
33本の卯木を縄でしばった台の上に
ツバキのお皿を並べ、大根・人参の膾
盛り付けするのも卯木の箸です
その数、末広がりまくりの88皿
清めの御神酒が大吟醸とは…
できあがった神様の御膳の前に
太めの卯木とかわらけが置かれます
この卯木は「槍」と呼ばれます
松下の松栄会のみなさん
素襖烏帽子を纏い二礼二拍手一拝のあと
七人が次々と卯木でかわらけを叩いていきます
叩くというか、力一杯突き刺し割るんです
山の神さまはコノハナサクヤヒメ
松栄会の力くらべ、喜んでご覧いただけたかと