山の中の夫婦岩です
ここは八鬼山
熊野古道伊勢路の中で
距離もあって標高高め
七曲がりなんてしんどいポイントもあって
西国一の難所と恐れられたというのにも納得
昔はココを歩いて越えるしかなかったんです
行き倒れさえあったとか
で、その夫婦の岩とは
左の縦長なのを烏帽子石
右の平たいのを蓮華石と呼ぶそうで
それぞれに男石、女石とも
これは八鬼山の町石
天正年間(1573〜91)に作られた地蔵尊で
建立者は伊勢山田の御師や僧侶たちなんです
当初50基あったと思われますが
残存するものは33基
正面には大きく地蔵菩薩立像
左右に銘が印刻されていて
「いせ 山田」の文字、発見