明治になるまで毎年六月十五日(旧暦の)になると
内宮の禰宜さんがお供を引き連れ
馬に乗り内宮を出発、鹿海で舟に乗り換え
五十鈴川を三津の湊に立ち寄って江の河口に至り
この岩(祓島)の前まで行ってたそうです
そして海水に浸かり身を清め干潮を待ち
潮が引いたらこの祓島に渡り
三種類の海草を取ってたんだそうです
そしてその海草を内宮へ持って帰る…
これを贄海神事といって鎌倉時代には
すでに行われていたそうです
二見十景・四/潜島より
明治になるまで続いてた
内宮の重要神事の贄海神事
この贄海神事の資料展が
今、四郷小学校となり
四郷コミュニティーセンターで行われています
贄海神事で四郷村の果たした役割がわかる
とても興味深い資料が展示されてます
もちろん二見のことも
8月末までやってます
(写真の看板には7月末となってますが)