2013年02月08日
遷宮行事の救世主
夕刻訪れた荘の墓地
これは、鯨のお墓
明治36年のお木曳の年
(第57回式年遷宮が明治42年)
旧正月七日に荘の北浜海岸に
打ち上げられた雌鯨を入札にかけたところ
答志村が261円60銭の高値で落札
ちょうどお木曳の資金調達に苦労していたとき
降って沸いた鯨に村一切の費用と法被代を
助けられました
鯨!バンザイ!!
村ではこの救主を忘れないようにと
墓に「大海鯨」の碑を建立
享年三歳とあります
ちなみに法被代金の内訳は・・・
上着1円37銭 下着1円23銭
水上チョッキ25銭 腹掛42銭 帽子20銭
当時の農家の日当は
田植賃7銭(昼夕食付)田鍬20銭だったそう
隣の小さいのは亀石とか、、、
(※HHさん、ありがとうございます)