2013年01月17日

松下檜(マツシタヒノキ)

蘇民の帰りに立ち寄ったのが
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天然乾燥木材にこだわる松下製材さん

これまでに
ウチは松下の檜つことるで丈夫やに
とか
船は松下の檜にかぎっとった
とか
あれこれ聞いてはいたものの
ナマを見せてもらったのは、はじめて
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松下檜です(真ん中)
年輪緻密でしょ
色も惚れ惚れ深みがある
脂がぜんぜん違うらしい
なので重さはずっしり

松下の山って海が近く過ぎて過酷だから
がんばって強く育つんでしょね

かつては江(松下の隣)にも良質の松材があり
「松下檜に江の松」といわれてたんだそう

昭和6年8月二見尋常高等小学校調査編集の
「二見地誌」産物の項に・・・
山へ木の苗を植ゑたり、大きくなつた杉や松の木を切り出したり、薪を作つたり、炭をやいたりすることを、林業といひます。主として松下で行はれます。

「二見町史」の松下の歴史には・・・
山地が多いので、生活も山で働くことがかなりのウエイトを占めていた。

松、檜、杉が大樹をなし、樫、椎、今芽樫(ウバメガシ?原文ママ)が生い茂っていた。
超いい山じゃない!

林業の記録はほとんどないものの
天保9年(1838)御役所より会合所へ達しがあり、本丸と西ノ丸が炎上したから檜の木四尺以上を調べよという命令の報告書が残されています。
  四尺廻りより五尺廻りまで 305本
  五尺廻りより六尺廻りまで 100本
  六尺廻りより七尺廻りまで  36本
  七尺廻りより八尺廻りまで  6本
(※1尺=30.3cm)(1寸は1/10=3.03cm、ついでに1間=6尺)

四尺廻りで幹周り120センチですからね
でかい 太いね 大木です

松下製材ロゴ入りトレーナー
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かわいい、ほしい
posted by 浜参宮観察隊 at 05:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> ほっほ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

風に吹かれて

整列っ!
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ゆららー

松下にて、ワカメ干しです
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いま、民話の駅・蘇民では
松下の磯でとれたての
生ワカメが超特価 ウマウマです
posted by 浜参宮観察隊 at 04:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/冬・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする