2013年01月31日

石仙焼

「石仙焼」は大へんいゝものであります。

先日も登場した「二見地誌」・・・
(昭和6年8月二見尋常高等小学校調査編集)
その名物の項で「石仙焼」

この色!
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これが、石仙さんの石仙焼です
二見焼とも

以前にも紹介したけど
あんこ屋さんで火鉢を発見!
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石仙さんのおじいさんは
美濃国不破郡赤坂に陶芸の窯を築いた
清水孫六さん(京都出身)

父の石遷に製陶を教わり
常滑で茶器などの製法を学んでから
明治40年に二見で開窯

朱泥や紫泥の地肌に型押しによる
装飾、彫刻がほどこされています

見つけたのは
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ここ、ですよ!酒饅さんです

おばあちゃんのお舅さんが
持っていたものだとか
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2013年01月30日

藻を刈る=儲かる

伊勢のとある飲み屋さんで発見
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興玉さんの藻刈神事?かと思いきや

「儲かる」
ようにとこの店のカウンターで
絵師が描いてくれたそう
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藻=アマモです

二見の浜辺、特に神前より南東には
たくさんアマモが流れ着いてます

あっ茶色の方です、念のため
緑はいま採れたてのアオサ=ヒトエグサ
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蘇民(民話の駅蘇民:9時から17時)では
乾燥でなく生のアオサが、たまに並んでます

味噌汁に最適!

また蘇民の宣伝になってしまった。。。

藻とアオサは、この浜で
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絶景JR参宮線の池の浦です
posted by 浜参宮観察隊 at 04:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> ほっほ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月29日

松下の小川

松下のお寺で見つけました
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この絵を見て、ピン!とくる方!!

世代がばれますね。。。

むかし松下の通りはこんなでした

大雨の日には
小学校でアナウンス流れて
「橋がはずされるので早く帰りましょう」
って

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今もいいまちなみですが
家の前の小さな川は埋まりました
posted by 浜参宮観察隊 at 04:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> ほっほ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月28日

五十鈴川の引舟

夕刻ジャスト5時
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五十鈴川を渡って二見へ
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橋は引舟橋

ここでよく釣りをしたもんです
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こんなに整備される前の話ですけど

そうだ、正確には五十鈴川派川です

倭姫命がここを通ったときは
も〜っと川幅広かったですが
明応7年(1498)の大地震で
流れが変わっちゃいました

引舟橋はかつて三津湊が
あった辺りなんでしょね


posted by 浜参宮観察隊 at 05:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/冬・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月22日

大般若会

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16日のことです
松下の禅棟寺にて大般若会

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大般若会は600巻ある大般若経を
パラパラと心の目で流し読み=転読
します
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これ、文化財です(県文)

道円という僧が夢により発願
精進をかさね一人で全巻書写したもの

第一巻が長徳三年正月朔二日始八日書了(997)
第六百巻が長保元年六月廿三日申時書了(999)

2年半で600巻を完成させてます
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600巻のうち200巻を保存
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紙本墨書 折帖装 黄楮紙に少し崩れた楷書体

二見で大般若会やってるのは松下だけです
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posted by 浜参宮観察隊 at 06:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月19日

雪景色

カーテン開けてびっくり
まっしろな朝 18日
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荘の御塩殿へ

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まだ降ってくるし

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タイヤがあぶなっかしいけど
通学路は子どもたちの歓声
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五十鈴川渡って内宮前行ったら
そうでもなかった・・・二見だけ?

posted by 浜参宮観察隊 at 02:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/冬・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月17日

松下檜(マツシタヒノキ)

蘇民の帰りに立ち寄ったのが
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天然乾燥木材にこだわる松下製材さん

これまでに
ウチは松下の檜つことるで丈夫やに
とか
船は松下の檜にかぎっとった
とか
あれこれ聞いてはいたものの
ナマを見せてもらったのは、はじめて
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松下檜です(真ん中)
年輪緻密でしょ
色も惚れ惚れ深みがある
脂がぜんぜん違うらしい
なので重さはずっしり

松下の山って海が近く過ぎて過酷だから
がんばって強く育つんでしょね

かつては江(松下の隣)にも良質の松材があり
「松下檜に江の松」といわれてたんだそう

昭和6年8月二見尋常高等小学校調査編集の
「二見地誌」産物の項に・・・
山へ木の苗を植ゑたり、大きくなつた杉や松の木を切り出したり、薪を作つたり、炭をやいたりすることを、林業といひます。主として松下で行はれます。

「二見町史」の松下の歴史には・・・
山地が多いので、生活も山で働くことがかなりのウエイトを占めていた。

松、檜、杉が大樹をなし、樫、椎、今芽樫(ウバメガシ?原文ママ)が生い茂っていた。
超いい山じゃない!

林業の記録はほとんどないものの
天保9年(1838)御役所より会合所へ達しがあり、本丸と西ノ丸が炎上したから檜の木四尺以上を調べよという命令の報告書が残されています。
  四尺廻りより五尺廻りまで 305本
  五尺廻りより六尺廻りまで 100本
  六尺廻りより七尺廻りまで  36本
  七尺廻りより八尺廻りまで  6本
(※1尺=30.3cm)(1寸は1/10=3.03cm、ついでに1間=6尺)

四尺廻りで幹周り120センチですからね
でかい 太いね 大木です

松下製材ロゴ入りトレーナー
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かわいい、ほしい
posted by 浜参宮観察隊 at 05:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> ほっほ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

風に吹かれて

整列っ!
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ゆららー

松下にて、ワカメ干しです
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いま、民話の駅・蘇民では
松下の磯でとれたての
生ワカメが超特価 ウマウマです
posted by 浜参宮観察隊 at 04:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/冬・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月16日

記念ノート

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こんなノート(A5)が
記念にでてたよう

お伊勢大祭!
「お」伊勢なんだ…

(※Aさん提供・感謝)

うしろは現役ツバメのB5サイズ
posted by 浜参宮観察隊 at 03:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> おぉ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月14日

冬の彩り@賓日館

寒空のもと
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二度咲の桜がフワフワの花つけてます

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椿も真っ盛り

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賓日館のお庭にて
posted by 浜参宮観察隊 at 05:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/冬・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする