2012年08月28日

三津の会式

青空の日曜
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ワッショイの声が三津中に響きます
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今日は会式、氏神稲生神社のお祭りです
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JR二見浦駅の真裏、山裾にひっそり

稲生神社の歴史は古く、
およそ420年前の書物に登場

寛延四辛未年(1751)、三津村祢宜の家田端大郎大夫が
二見郷中の神祭について古帳を整理し、
書き改めたものの写しがあります

古帳は「郷中入用次第覚」(神宮文庫蔵)なる一冊で、
天和三年(1683)九月八日、
三津村祢宜である家古葉彦太郎の起筆によるもの

祭日月日、お供え物、方法、什器等詳しく各神社毎に書かれ、
いかに神事が丁重、厳粛に斎行されていたかがわかります

お神輿かついで町内一周
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祭り男=小4
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祭り仕様の軽トラには
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太鼓係


稲生神社は明治42年、姫宮稲荷神社に合祀され
溝口地区の二見神社となりましたが、昭和23年分離
東山稲荷境内に祀られ、また地区に戻りました

祭神は宇賀之御塊大神・大山祗大神・応神天皇


おばあちゃんは
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福引きに♪


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2012年08月27日

合宿の夏

夏休みは合宿でにぎわう
旅館街
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学生の声でにぎやかです
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堤防で走りたい放題?

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海の前では監督もおおらかな感じ


posted by 浜参宮観察隊 at 05:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/夏・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月25日

エスサイダー・復刻ノベリティ―グッズ

エスサイダーって知ってますか?

伊勢の台所といわれる河崎は町を流れる勢田川の水運を利用した物流の集積地。伊勢神宮の門前町の賑わいを影で支えた伊勢の経済の中心地でした。

そんな河崎の商家を代表する酒問屋の小川商店は江戸初期から続く大問屋。江戸初期から酒などの取り扱いを初めて明治期に大きく発展し、そして明治24年になると八代目小川三左衛門が当時流行していた炭酸飲料のラムネの製造を手掛けます。

さらに明治30年代には九代目小川三左衛門が王冠で封をしたサイダーの製造を手掛け、明治42年には「エスサイダー」のブランドで販売しました。
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ちなみにビンの蓋をビー玉で栓をしたのをラムネ、王冠で栓をしたものをサイダーと区別されていたそうです。

その後どんどん販路を広げたエスサイダーは今でもお馴染の「三ツ矢サイダー」とともに当時の鉄道院西部管理局(現在のJR)の指定品として駅でも発売されるなど興隆を極めました。

太平洋戦争での製造一時休止などを経て、戦後の伊勢志摩の観光ブームとともに根強い人気を誇りましたが
残念ながら昭和50年代に製造を中止しました。

また小川商店は現在廃業され、今では河崎商人館として当時の大問屋を知る貴重な建物として公開されています。


エスサイダーの瓶、初期のものだそうです。
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残念ながら口のの部分が欠けていましたが、エスサイダーのトレードマーク「X地にSマーク」、底部に「伊勢山田市 小川商店製造」の刻印ははっきりと読めます。
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ちなみにこの「X地にSマーク」は小川家代々の当主・三左衛門のSと小川家の家紋「違い鷹の羽」を図案化したものといわれています。
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違い鷹の羽とトレードマークの入った大型栓抜


さてさて。

エスサイダーは当時販売促進を兼ねていろいろなノベリティーグッズも手掛けていました。上の大型栓抜もそんなグッズのひとつです。

そんな数あるノベリティ―グッズのうち、絵はがきとメモ帳がこのたび復刻されました。絵はがきは3枚セットで2種類、メモ帳は少し細長くして一筆箋になっています。

絵はがきセットA
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絵はがきセットB
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一筆箋
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絵はがきの中身はこんな感じ
【セットA】【セットB】
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A-1
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B-1
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A-2
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B-2
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A-3
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B-3<


今見てもモダンでかわいいデザインは伊勢の台所と言われた当時の河崎の賑わいを想像させる楽しいものです。また現存するハガキで作成したため、シミ、色あせた感じなども忠実に再現されています。

現在河崎商人館と河崎の中野紙店だけでの限定販売です。

※今回の記事は観察隊Yの都合で中野紙店のブログと同じ記事を掲載しています(観察隊Y)
posted by 浜参宮観察隊 at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> おぉ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月24日

外宮さんの朝の参拝

外宮、忌火屋殿前
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朝八時です

外宮御正殿の裏にある御饌殿から
八度拝の柏手が聞こえてきます
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日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)

1500年もの昔から、1年365日、
雨の日も風の日も欠かさず、
朝夕二度、神饌をお供えするお祭りです


天気の変わりやすい夏の終わりの朝
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神域の緑がきれい

初々しい
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相合い傘
posted by 浜参宮観察隊 at 06:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

予告です、日曜の

さて日曜26日は
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会式ですよー、三津の

氏神さま・稲生神社の秋祭り

角を曲がれば、至る所でやたらポスター、
目に付きます[M弟・作]

昔は日が固定で、8月24日
今は日曜に開催

夏休みの終わりにあせりながらも
お昼間の道中踊りが楽しみでした

今は女の子も男の子もお神輿ですが

posted by 浜参宮観察隊 at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月22日

宇治神社のお祭り

快晴の8月21日
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とうふやの世古から陸曳でお神輿登場

舟形のお神輿、宇治神社の祭礼です
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子どもたちのエンヤの声で
五十鈴川を宇治橋前まで進みます
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川、入りたいー
posted by 浜参宮観察隊 at 07:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月21日

嘉永七年の夫婦岩

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嘉永七年は1854年
安政元年が1854年11月27日からなので
安政の大地震の前の夫婦岩古図です

興玉神石、見えてます!
「大神宮沖至石」の記載

男岩には「立石」
女岩は「根尻石」と書かれてます

(Hさん、ありがとうございますっ)

三津のお墓

三津のお墓の入口です
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真ん中は三界萬霊塔
 三界とは欲界、色界、無色界の3つの世界
 万霊とは欲、色、無色界の
 有情無情の精霊等のあらゆる世界

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よくみると六地蔵さん
 これは地蔵菩薩が六道を巡って救済する姿
亡者を救済し浄土に送り届けると信じられ
 寺院・墓地の入り口などに六体の地蔵を
 立てるようになりました

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五色旗の揺れるお盆のお墓は
なんとなく安堵感
posted by 浜参宮観察隊 at 04:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 気になる石碑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月20日

雨上がりの神域へ

6時過ぎ 内宮さんへ
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しっとり宇治橋 雨降ると
ヒノキの香り

早朝の参拝ガイドが人気です
[※神宮会館宿泊者のみ]
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この朝、3組のツアー、みました

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風日祈宮の御敷地

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荒祭宮の遙拝所で

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宇治橋擬宝珠

入口から2つ目、下流側です
posted by 浜参宮観察隊 at 02:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月19日

二見の渚へ

夏は短し…盆過ぎのアセリ
名残惜しんで旅館街の海へ

青空の海岸
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清き渚に青い松
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このへん昔は臨海学校で
にぎわったのですけどね

浜が目の前の賓日館
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少し秋の気配です

賓日館は二見浦の近代史を語る上で
欠くことのできない文化財

品格ある洗練されたデザイン
選び抜かれた国産の材料
それに応える職人の技

二見に来たら寄ってみて!

[入館料 大人 ¥300]
posted by 浜参宮観察隊 at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/夏・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする