20年に一度の大祭、ご遷宮
遷宮つながりで出張!
紀伊長島でレポートです
ここは紀北町紀伊長島区中桐
伊勢から熊野へと続く旧熊野街道にあります
台高山地に水源を持つ赤羽川が眼前に流れ
ツヅラト峠を越え川を渡り
西国三十三所めぐりに出る人に
禊ぎの場でもあったそう
なので赤羽川は風呂川と呼ばれました
(二見つながり?!)
海側に道幅の広い荷坂ルートができるまで
山寄りの赤羽がにぎわっていたということです
こちらは赤羽川流域の氏神様、赤羽神社
文安5年(1448)創建と伝わる由緒あるお社
明治45年には旧赤羽村の3村11社が合祀されます
ご祭神は
建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
品陀和気命(ほんだわけのみこと=応神天皇)
20年ぶりにお社の一部を新しくされました
そして、この大祭のクライマックス?
といえば、、、
餅ほりです
熊野地域じゃ欠かせません
しかも、なんだか広ーい境内
ぐるっと餅を投げる人が取り巻いて
あっちからもこっちからも餅の嵐♪
熊野のM石さん(拾う人)曰く
投げる人同志の間隔があっこは狭いよって
あっこはよぉけ餅飛んでくるぞ、ってすごい分析……
参加する人も、ほら準備物(気合い)が違う
そしてなによりこれがおっかさんの知恵
前掛けで、受ける!
一個一個つかみ取りでなく
空間ごとかっさらうのです
餅ほりで、みなとびきりの笑顔!
ここまで幸せにしてくれる餅ほりってスゴイ
お参りも忘れずに〜