2010年01月04日

松下の山の神さん

先日というか去年といいますか・・・
この前レポートしたのは江の山の神さん

この前→2009年12月24日 江・山の神

今日は松下へ

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松下社にある榊巻きも
14ヵ所すべて瑞々しい緑

松下社境内の入口近くに
山の神が祀られています

特製竈に火をくべて
焙烙をすえて御供飯の準備
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うつぎの箸を手に
椿の葉っぱをくわえます

炊きあがったごはんをなますと皿に盛り
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細いうつぎを33本組んだ棚の上に並べられ
その皿の数なんとっ88個
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ちょっと太目のうつぎの槍と
小瓦と呼ぶ素焼きの皿

そこにお神酒をかけて
素襖姿の7人が順にお参り
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お参りといっても
小瓦をばきんっと割る、んですよね
うつぎの槍で力を込めて一突き!
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不思議・・・

松下地下の手桶の裏には
セーマンの印が
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素襖にも、ね

昔の松下は7つの地区分けが
あったようでそれで7人で
お参りするんだそうです
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posted by 浜参宮観察隊 at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国崎のジンジ

正月らしく大漁旗
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ここは国崎の漁港

今日は八幡祭
地元ではジンジと呼びます

太一と染め抜かれた大紋
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神宮からの招待という
設定なんだそうで
熨斗あわびを献上する
地区だからこその役割

この方が今年の八幡さん
弓を射って魔除けとします
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的を射るといっても前にぽとんと
落とす程度
国崎で重要なのは射るまでの所作
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舞ともいう気合いのはいった動作に
周囲も息をのんで見守ります

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お供えの伊勢エビの大きさに
びっくり
1キロを超える超特大です

7本の矢を射た後は真名箸の儀
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ボラを手を使わずに調理します
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そして納杯の儀でもある
最後の酒盛り?!は
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大一と書かれた杯!で
かっこいいっ

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国崎のお正月
こんな注連縄があちこちの
玄関に飾られていました
posted by 浜参宮観察隊 at 12:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする