2010年01月20日

箕獅子

西地区のコミュニティーセンターにて・・・
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せっせ作業中です

頭は農具の箕
耳と舌はしゃもじ
鼻はヒョウタンに梅の小枝
胴体部分は蚊帳

ダイダイの目を
慎重に取り付けてます

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掃除機で・・・
歯医者さんみたい

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箕獅子完成〜

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こちらは童面
小さい子がこのお面をかぶって
箕獅子と一緒に舞ったそうです

江戸時代 山田奉行所の花房志摩守が
神領復帰に尽力してくれたことに対する
西区の人々の感謝の気持ちがこの箕獅子

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お供えもって みなでお参りへ

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松陰神社と花房志摩守の供養塔へ

夜には西区の初会で箕獅子が披露されます

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2010年01月16日

大般若会(念仏初め)

1月16日
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今日は松下の萬松山禅棟寺で
大般若会、念仏初めです

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鐘が冬空に響き渡ります

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この念仏初めが終わるまで
松下の人はお墓参りをしない
しきたりなんだそうです
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大般若会は六百巻ある大般若経を
心の目で流し読み=転読します

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お釈迦さまが説かれたお経を
唱えながらパラパラ、と


そしてそして、松下の大般若経といえば・・・
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県指定の文化財
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僧道圓が発願し一人で写経したという
大般若経が保管されているのです

六百巻のうち、二百巻

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長徳3年(997)正月より
長保元年(999)6月まで
2年半かけて書き上げているんだそうです

貴重〜

フタの裏面
漢字が多い・・・
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終わったら丁寧に箱に詰めて
松下の蔵へ
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ナフタリンも忘れずに


posted by 浜参宮観察隊 at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月12日

一月十一日御饌

内宮の正宮御垣内にある四丈殿にて
天照大御神・豊受大御神をはじめ、
神宮のすべての神々にお供えをします

年に一度大御神とともに
神々が食事をするお祭
なんともにぎやかな宴、ですな

午後1時頃 にぎわう神楽殿前
参拝客が立ち止まって見学する
その先には・・・
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風流な舞人と歌人

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神楽殿ヨコの五丈殿において

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日本古来の歌舞
東遊(あずまあそび)が
奉奏されました

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優雅な舞に
心落ち着くひととき

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すてきな衣装・・・
posted by 浜参宮観察隊 at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三津・稲生神社の新年祭

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そんなに急いで
どこいくの・・・

今日は三津の氏神さん
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稲生神社の新年祭です
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白木輝く社殿

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テントのまわりには
三津人がたくさん

地下はぢげ、と読みます
その昔、高官たちを雲上人といい、
一般庶民は土地の下、地下といった
そうな

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去年の注連縄を
焚き上げるのも
この日です

INO7.JPG大木がそびえる境内

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ここには東山稲荷大明神も鎮座
家業繁盛願ってお参りです



posted by 浜参宮観察隊 at 10:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月04日

松下の山の神さん

先日というか去年といいますか・・・
この前レポートしたのは江の山の神さん

この前→2009年12月24日 江・山の神

今日は松下へ

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松下社にある榊巻きも
14ヵ所すべて瑞々しい緑

松下社境内の入口近くに
山の神が祀られています

特製竈に火をくべて
焙烙をすえて御供飯の準備
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うつぎの箸を手に
椿の葉っぱをくわえます

炊きあがったごはんをなますと皿に盛り
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細いうつぎを33本組んだ棚の上に並べられ
その皿の数なんとっ88個
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ちょっと太目のうつぎの槍と
小瓦と呼ぶ素焼きの皿

そこにお神酒をかけて
素襖姿の7人が順にお参り
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お参りといっても
小瓦をばきんっと割る、んですよね
うつぎの槍で力を込めて一突き!
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不思議・・・

松下地下の手桶の裏には
セーマンの印が
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素襖にも、ね

昔の松下は7つの地区分けが
あったようでそれで7人で
お参りするんだそうです
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posted by 浜参宮観察隊 at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国崎のジンジ

正月らしく大漁旗
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ここは国崎の漁港

今日は八幡祭
地元ではジンジと呼びます

太一と染め抜かれた大紋
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神宮からの招待という
設定なんだそうで
熨斗あわびを献上する
地区だからこその役割

この方が今年の八幡さん
弓を射って魔除けとします
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的を射るといっても前にぽとんと
落とす程度
国崎で重要なのは射るまでの所作
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舞ともいう気合いのはいった動作に
周囲も息をのんで見守ります

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お供えの伊勢エビの大きさに
びっくり
1キロを超える超特大です

7本の矢を射た後は真名箸の儀
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ボラを手を使わずに調理します
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そして納杯の儀でもある
最後の酒盛り?!は
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大一と書かれた杯!で
かっこいいっ

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国崎のお正月
こんな注連縄があちこちの
玄関に飾られていました
posted by 浜参宮観察隊 at 12:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月02日

2010年おめでとさん

みなさん 年越し&お正月
いかが過ごされましたか

内宮さんへのお礼参り
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赤々と炎ゆらめく
大かがり火に
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参拝客があたたまります

大かがり火で焼いた餅を
食べると無病息災に過ごせると
餅網持参の人も!

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新年の初日は池の浦を
おだやかに照らします
posted by 浜参宮観察隊 at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大晦日の松下社

今年も今日一日

年末恒例の松下社へ

松栄会のみなさん
拝殿にかかる注連縄の
とりかえです
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新しいのに
取り付け完了
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みんなで注連縄をくぐって
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参拝です

さて社務所では
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せっせと榊巻きの準備

みんな、といっても
3人さん、そろって
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まずは社殿の下から

新しい榊をまいていきます
年々大きくなるから
大変です
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境内14ヶ所、
ひとつひとつ
巻いて仕上げて
正月準備です
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posted by 浜参宮観察隊 at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする