2009年12月24日

江・山の神

とある、山中
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普段はひっそりとしたこの場所に
江区のみなさん集合です
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ココは大山祗大神を祀る山の神
旧暦の11月7日に
神事・山の神祭を行っています
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興玉神社の神職さん登場
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山の神は農耕神
春は山から降りて田の神となり
稲作の守護を終えて
秋の終わりに山へ帰って
山の神になるという信仰
(江の回覧板から抜粋)
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感謝を込めてお供え物、その中には・・・
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なんと伊勢エビ!
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すこぶる豪華っ
ほか真っ赤ないちご、なんて
あんまりほかでは見ないものも・・・

そして直会のカタパン
いただいちゃいました
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伊勢っこ定番、ですね

ありがとうございます

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山の神は江神社の奥の山に
静かにお祀りされています
posted by 浜参宮観察隊 at 10:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

冬至の日

12月22日 朝
出ようとしたら車が凍ってました
(↑でも7時ごろ)

あせって向かうは宇治橋前

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さすがに冬至本番

大勢のギャラリーに見守られ
とってもすてきな日の出でした
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高欄も凍ってます
さぶいはず・・・

神域内には
大かがり火の準備も着々
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年末景色のひとつです

宇治神社の下では
伊勢市観光協会がお振舞い
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冬至ぜんざい
かぼちゃとあずき

あったかそう


posted by 浜参宮観察隊 at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月20日

冬至、近し(宇治橋日の出)

宇治橋の鳥居の真上に
朝日が姿を見せる
冬至のころ

架け替えられたニュー宇治橋だし
今年は早めに出動しなきゃ・・・
そう決意したのに冬至も間近

やっとふとんから出る決意をし
いざ 内宮さんへ

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7時半ごろ
山の向こうに太陽現る!

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まぶしい朝日を浴びるだけで
今日一日得した気分

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ギャラリーも大勢おりました

22日が冬至です

posted by 浜参宮観察隊 at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奥伊勢 雪景色

年末の慌ただしい中
熊野をめざして南へ

その道中・・・
奥伊勢は雪景色!
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18日の午前8時前
この山間部よく降るんですよね

でも
こんな12月の中旬に
雪に見舞われるとは

初雪です
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でも荷坂峠を越えたら
青空が見え始めました

posted by 浜参宮観察隊 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> おぉ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

二見の名物岩/割石

二見町溝口の神宮御園を右手に見ながら
さらに奥へと進んでいくと
JRを潜って五十鈴川に出ます

(JRを潜る高架、めっちゃ狭いです)
(軽自動車で車幅いっぱいいっぱいです)

大昔から変わらないであろう風情ある風景を見ながら
五十鈴川沿いに進んでいくと…
目の前に大きな岩が現れます
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これが本日の主人公、割石(われいし)です
(破石、とも書きます)

高さ5.03m、周囲19.5mの大きさで
中央が真縦にわれているのでこの名があります
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学術上は角閃岩(かくせんがん)という種類の岩石です

縄文時代前期の約6,000年前ごろは海面が
今より3〜5メートル高かったと言われいます
(貝塚が内陸部でも発見されてるので…)

そのころ波の作用で削られた離れ岩の割れ目に樹木が生え
根の成長とともに割れ目を拡大させ、その後樹木は枯滅したため
このような「割れ石」になったといわれています



鎌倉時代後期に女西行と呼ばれた後深草院二条は
1290年ごろ二見浦を訪れ、
いかづちのけさき給えるいしなど見るより
と書き残しています

この「雷の蹴裂き給いける石」が割石のことと推定されています

またこの辺りは昔、内宮長官の禊場があったので
長官浜ともいわれていたそうです
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ちなみに外宮の長官浜は、今一色にある高城浜です
二見十景シリーズ・五「高城浜」
http://hamasanguu.seesaa.net/article/30578557.html


割石では第二次世界大戦後に廃れるまで
毎年11月頃ボラの漁が行なわれ「割石の鰡漁」と呼ばれていました

多数の漁舟が号砲を合図に我先に飛び出す様は本当に壮観で
これを見ようと沢山の観衆が両岸に集まったらしいです



観察隊Yがチビの頃はよくここへ来て
割石に登って遊んでいました

今では訪れる人もほとんどなく
静かなこの辺りは、カモの楽園でした
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割石はここ!
posted by 浜参宮観察隊 at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 巨石シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする