あえどはしひめ、と読みます
宇治橋前の車道を隔てた駐車場奥に鎮座
祭神は宇治橋鎮守神
宇治橋の守り神です
この写真は一カ月前のもの
現在は・・・
建て替え中!?
饗土とは内宮宮域四方の境に
悪しきものが入って来ないよう
防ぎお祀りをする所のことです
この神社の歴史は文明九年(1477)の資料に
記載があることから室町中期以前に遡るとか
慶長11年(1606)には
豊臣秀頼が宇治橋を新しくしたことににあわせ
饗土橋姫の社殿も造替した記録が残ります
前回の渡始式に先立ち造替工事がおこなわれ
今回も11月3日(渡始式)までに
新たな社殿ができあがる予定です
渡始式でははじめに饗土橋姫神社で橋の竣功を奉告
その神前で橋の安全を祈念した「万度麻」が
宇治橋西詰北側第二柱の擬宝珠に納められます
あと、2カ月ちょっと
みるみるうちに
ここまできました!
白木の敷板が並びました
その数613枚
敷板の両面を槌で叩き圧縮させて並べ
その後の木の膨張で木の間を埋め
水漏れを防ぐ「木殺し」の技
宇治橋に生かされるのは
船大工独得の作業です