2009年08月01日

御塩殿・荒塩づくり 2

塩づくりは31日朝から1日の夕方まで
ぶっとおしで、やってます

さて、みそかの夕方6時ごろ覗いてみると
いだし場の荒塩を俵につめるところでした
俵につめ中
俵は麦藁と稲藁を半々に編んだもの
麦藁をつたい苦汁がよく流れるのだそう

そして、日付の変わる夜12時手前
炊き上がりました
釜ではちょうど荒塩が焚きあがったところ
御塩汲入所です
こちらは鹹水を貯蔵する御塩汲入所
ここから樽に入れ、釜へと運びます

約4時間後が目安で炊きます
釜にたっぷり鹹水がはいりました
濃度によって炊きあがる時間は変わり
今回は約4時間後が目安
明け方4時、です
それまで煙がたちこめる中
みなで御塩の守、です

できた!
できた荒塩をチェック中!
荒いけど白くできたなぁと
笑顔で安心の塩名人二人
posted by 浜参宮観察隊 at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

御塩殿・荒塩づくり

心配だなぁ
心配そうに見つめるその先には・・・

御火を鑽ります
火を熾します
小雨で湿度高し・・・
たいへんです・・・
見てるだけで
腕が腱鞘炎になりそう

結構大変なんです
ようやくついた!

竈に火をくべて…
竃に火をくべます

鹹水を御塩焼所で炊き上げて
荒塩を作ります(御塩焼き)

かん水がいっぱいです
荒塩を作る建物は、切り妻作りの古代建築
萱葺の天地根元造りです

波音がかすかに聞こえる静けさの中
煙の立ち込める暑く厳しい作業です

こちら御塩汲入所
御塩汲入所は鹹水を貯蔵する所

今年はからっと晴れない天気ばかりで
少なかったようです

posted by 浜参宮観察隊 at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする