2009年08月30日

饗土橋姫神社

AE2.JPG
あえどはしひめ、と読みます

宇治橋前の車道を隔てた駐車場奥に鎮座
祭神は宇治橋鎮守神
宇治橋の守り神です

AE1.JPG
この写真は一カ月前のもの

現在は・・・
AE3.JPG

建て替え中!?

饗土とは内宮宮域四方の境に
悪しきものが入って来ないよう
防ぎお祀りをする所のことです

この神社の歴史は文明九年(1477)の資料に
記載があることから室町中期以前に遡るとか

慶長11年(1606)には
豊臣秀頼が宇治橋を新しくしたことににあわせ
饗土橋姫の社殿も造替した記録が残ります

前回の渡始式に先立ち造替工事がおこなわれ
今回も11月3日(渡始式)までに
新たな社殿ができあがる予定です

渡始式でははじめに饗土橋姫神社で橋の竣功を奉告
その神前で橋の安全を祈念した「万度麻」が
宇治橋西詰北側第二柱の擬宝珠に納められます

あと、2カ月ちょっと
AE4.JPG
みるみるうちに
ここまできました!

AE5.JPG
白木の敷板が並びました
その数613枚

敷板の両面を槌で叩き圧縮させて並べ
その後の木の膨張で木の間を埋め
水漏れを防ぐ「木殺し」の技

AE6.JPG
宇治橋に生かされるのは
船大工独得の作業です

AE7.JPG




posted by 浜参宮観察隊 at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

三津の会式

夏休みも終盤の日曜
今日は三津の会式
稲生神社の秋祭りです

ESIKI1.JPG
昨年11月に遷宮終え
新しくなった社殿

ESIKI2.JPG
お祓いをすませ
神輿に神さんをのせます

そうそう 三津法被には
浜荻があしらわれています

本日の主役!
ちびっこたちの集合写真
ESIKI3.JPG

ESIKI4.JPG

いざ神社を出発です
ESIKI5.JPG
男の子は勇ましく
わっしょい わっしょい
ESIKI6.JPG
三津中まわります
狭い道は中学生でヘルプ
ESIKI7.JPG
みんなで力を合わせて
ゴールまであと少し
ESIKI8.JPG

町中に飾られた竹の花に
この日はワクワク
ESIKI9.JPG

暗くなって午後7時
ESIKI10.JPG

夜店舞台にも人だかり
ESIKI11.JPG
ヨーヨー釣りに
おかしのつかみどり

ESIKI12.JPG
櫓のまわりでちびっこが披露するのは
二見音頭にカエル音頭
ほか2曲
ESIKI13.JPG
火曜から4日間猛特訓したそうです

昔(観察隊がチビの頃…)は
8月24日が祭りの日
この会式が済むと夏休みも終わり
短い夏に惜別の情…(宿題に汗っ)
ESIKI14.JPG




posted by 浜参宮観察隊 at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月23日

予告っ![ヨーヨー釣り]

夏も終わりに近付いてきました
せっせとお手伝い
夏祭り、行きましたか
こちらせっせお手伝いの2人組
夜店の目玉★ヨーヨー作成中

結構コツがいるんです

できた!
明日は三津の会式です〜

posted by 浜参宮観察隊 at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月18日

佐瑠女神社 宵祭

猿田彦神社にある、さるめさん
アメノウズメノミコトを祀る神社です

18日が例祭で、その前日の夜
周辺住民のお楽しみ、宵祭があります

さるめさん
提灯のあかりで幻想的な境内

アメノウズメノミコトは
天照大御神が天の岩戸に
お籠りになったとき
桶の上で踊り笑いを誘った神様

日本で最古の踊り子!です

芸能の神様として崇められ
著名人のお参りも多いのですよ

さだひこ太鼓
こちらさだひこ太鼓
力強いバチさばき

ちびっこ太鼓衆
ちびっこ太鼓衆も
熱心に聞き入っております

蛭子太鼓
八日市場の蛭子太鼓も
息のあった演奏です

ほかにフラダンスやよさこいも

芸能づくしの催しで
にぎやかな一夜です



posted by 浜参宮観察隊 at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月17日

送り火の日

さて、15日の今日は送り火です
送り火
2日目だし、今日はちょっと
趣向を変えて?!
送りましょ
花火で盛大にお見送り・・・

そして夜8時
「しょうろさん行こか」
とみんなで出掛けます
引舟橋で送ります
引舟橋に集まって精霊流し
また来年〜
戻ってきた祖先の霊が
安らかに帰れますように

ミニ花火も
三津消防団によるミニ花火大会
夏祭りを象徴する打ち上げ花火は
元来精霊送りの行事であったとか

県内最大級?!の17日の
熊野大花火大会も木本町の極楽寺で
初盆の精霊供養に花火を打ち上げたのが
はじまりのようです(うーーー、見たいっ)
posted by 浜参宮観察隊 at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/夏・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月16日

お盆の夕刻

ようやく・・・
晴れ間の続く夏になりましたが
朝夕の風はすっかり涼しげに
もうお盆です

迎え火

14日、祖先の迎え火です
ご先祖さまの精霊が
灯かりを頼りに帰ってきます

盆の風景…
夕刻6時をまわると
三津の通りを炎が照らします
posted by 浜参宮観察隊 at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/夏・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月01日

御塩殿・荒塩づくり 2

塩づくりは31日朝から1日の夕方まで
ぶっとおしで、やってます

さて、みそかの夕方6時ごろ覗いてみると
いだし場の荒塩を俵につめるところでした
俵につめ中
俵は麦藁と稲藁を半々に編んだもの
麦藁をつたい苦汁がよく流れるのだそう

そして、日付の変わる夜12時手前
炊き上がりました
釜ではちょうど荒塩が焚きあがったところ
御塩汲入所です
こちらは鹹水を貯蔵する御塩汲入所
ここから樽に入れ、釜へと運びます

約4時間後が目安で炊きます
釜にたっぷり鹹水がはいりました
濃度によって炊きあがる時間は変わり
今回は約4時間後が目安
明け方4時、です
それまで煙がたちこめる中
みなで御塩の守、です

できた!
できた荒塩をチェック中!
荒いけど白くできたなぁと
笑顔で安心の塩名人二人
posted by 浜参宮観察隊 at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

御塩殿・荒塩づくり

心配だなぁ
心配そうに見つめるその先には・・・

御火を鑽ります
火を熾します
小雨で湿度高し・・・
たいへんです・・・
見てるだけで
腕が腱鞘炎になりそう

結構大変なんです
ようやくついた!

竈に火をくべて…
竃に火をくべます

鹹水を御塩焼所で炊き上げて
荒塩を作ります(御塩焼き)

かん水がいっぱいです
荒塩を作る建物は、切り妻作りの古代建築
萱葺の天地根元造りです

波音がかすかに聞こえる静けさの中
煙の立ち込める暑く厳しい作業です

こちら御塩汲入所
御塩汲入所は鹹水を貯蔵する所

今年はからっと晴れない天気ばかりで
少なかったようです

posted by 浜参宮観察隊 at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする