2009年07月26日

夏の土用は神宮の塩づくり

潜島に引き続き???
またまた藁をよってます
藁をよっております・・・
こちらは西の御塩浜

塩作り、始まる
暑い日差しの土用に
塩づくりがはじまりました

さっきの藁は焼き上がって
できた御塩を詰める俵用です

一色町の方々です
ご奉仕に当たるのは
一色町のみなさん

一色町…伊勢市一色町。五十鈴川を挟んでちょうど二見町の反対側。古来神宮の塩作りは一色町在住の人々によって行われる。御塩浜や御塩殿神社…、神宮の製塩施設はすべて二見町にあるのだが。不思議…


塩だこ!
沼井から潮だこで運び出し
このかん水を煮詰めます
今日できた鹹水を樽におさめます

馬?
「馬」?
これは神馬さん用の御塩だそうです


御塩浜はここ!
posted by 浜参宮観察隊 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

潜島の注連縄張り替え

旧暦7月1日に一番近い日曜日
今日7月19日は神前海岸の潜島で
注連縄の張り替え神事がありました
(といっても切れてるので新しいのを張る)

ku1
朝8時過ぎ
松下のみなさん集まっております

まずは手分けして…
手作業で大きな注連縄を3本
よっていきます
藁をよっていきます
こちら茅の輪
こちらは茅の輪
これは家族の人数分作って
無病息災、みなの安全を願い
潜島にお供えします

20人くらいっすかねぇ…
総勢20人ちょっと
組ごとにわかれせっせと

はいはい息を合わせて〜
息のあった注連縄づくり
去年の刈取り残しとくのよ
藁は去年の稲刈りのものを
この日のためにとっておきます

どんどんできます
どんどんできあがってきましたが・・・

タイムアウト。。。今日はここまで

と、そのあと仕事で船に乗りました
で、神前海岸を海上から眺めることに・・・(偶然!)

海から見れば…
見えますか、松下のみなさんが
荒々しい岸壁をつたい潜島に
辿り着いております〜

で、およそ3時間後の帰りの船から
見事3本の注連縄が新しく
張ってあるのが見えました!
新しくなってる!


潜島…神前岬にある海食洞門。潜島は海岸線沿いこの先にある池の浦の粟皇子神社の遥拝所とも言われる。地元の松下地区の人たちによって毎年注連縄がかけられる。でも場所が場所だけに注連縄はすぐ痛む。

海食洞門…波の作用で浸食された岩にできた穴のうちトンネル状のものをいう。

潜島はここ

posted by 浜参宮観察隊 at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする