2009年07月27日

御塩道を歩く

堅田神社です
堅田神社です
このお社に祀る佐見都日女命が
倭姫命に堅塩をさしあげたことから
二見浦と神宮は御塩のご縁ができ
それからおよそ二千年もの間
御塩を

御塩殿神社です
こちらは御塩殿神社
唐櫃には岩戸の塩

昭和の戦後まで歩いて運んでいた
御塩の道が忘れ去られぬように
外宮にぎわい会議と二見みしお会の
メンバーが主となって真夏のさなか
毎年歩いて奉納してくださってます


出発!
二見から外宮へ歩くのも
今年で10回目だそうです

一行@荘の町を通過中
幟の一行、元気よく荘の住宅街を通り
暑いけど…
溝口の姫宮さんを遥拝、
黒瀬の橘神社へ参拝し、
外宮をめざします
御塩道です
照りつける太陽に負けず
がんばって〜

こちらは御塩浜
そしてこちらは御塩浜

塩づくり中
土用からはじまった浜での塩づくり
朝の採鹹作業です
浜をおこす、と言います
浜をおこすんです
微妙なお天気ばかり続いてましたが
樽10個分ができあがってるとのこと
濃度チェック中
鹹水濃度をチェック中!


御塩道とは? → google検索結果
posted by 浜参宮観察隊 at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/夏・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月26日

夏の土用は神宮の塩づくり

潜島に引き続き???
またまた藁をよってます
藁をよっております・・・
こちらは西の御塩浜

塩作り、始まる
暑い日差しの土用に
塩づくりがはじまりました

さっきの藁は焼き上がって
できた御塩を詰める俵用です

一色町の方々です
ご奉仕に当たるのは
一色町のみなさん

一色町…伊勢市一色町。五十鈴川を挟んでちょうど二見町の反対側。古来神宮の塩作りは一色町在住の人々によって行われる。御塩浜や御塩殿神社…、神宮の製塩施設はすべて二見町にあるのだが。不思議…


塩だこ!
沼井から潮だこで運び出し
このかん水を煮詰めます
今日できた鹹水を樽におさめます

馬?
「馬」?
これは神馬さん用の御塩だそうです


御塩浜はここ!
posted by 浜参宮観察隊 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

潜島の注連縄張り替え

旧暦7月1日に一番近い日曜日
今日7月19日は神前海岸の潜島で
注連縄の張り替え神事がありました
(といっても切れてるので新しいのを張る)

ku1
朝8時過ぎ
松下のみなさん集まっております

まずは手分けして…
手作業で大きな注連縄を3本
よっていきます
藁をよっていきます
こちら茅の輪
こちらは茅の輪
これは家族の人数分作って
無病息災、みなの安全を願い
潜島にお供えします

20人くらいっすかねぇ…
総勢20人ちょっと
組ごとにわかれせっせと

はいはい息を合わせて〜
息のあった注連縄づくり
去年の刈取り残しとくのよ
藁は去年の稲刈りのものを
この日のためにとっておきます

どんどんできます
どんどんできあがってきましたが・・・

タイムアウト。。。今日はここまで

と、そのあと仕事で船に乗りました
で、神前海岸を海上から眺めることに・・・(偶然!)

海から見れば…
見えますか、松下のみなさんが
荒々しい岸壁をつたい潜島に
辿り着いております〜

で、およそ3時間後の帰りの船から
見事3本の注連縄が新しく
張ってあるのが見えました!
新しくなってる!


潜島…神前岬にある海食洞門。潜島は海岸線沿いこの先にある池の浦の粟皇子神社の遥拝所とも言われる。地元の松下地区の人たちによって毎年注連縄がかけられる。でも場所が場所だけに注連縄はすぐ痛む。

海食洞門…波の作用で浸食された岩にできた穴のうちトンネル状のものをいう。

潜島はここ

posted by 浜参宮観察隊 at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月21日

二見大祭しめなわ曳き

提灯が風に揺れる
二見浦表参道
提灯が…

しめなわ曳き本番です

夕方6時を過ぎると
人通りもにぎやか

駅の広場に響き渡る二見太鼓
駅前に響く、二見太鼓

おはらいを受けます
お祓いを受け…

微笑ましい恒例のかえる踊り
名物・保育園児のかえる踊り
保育園児の年長さんが
がんばってます


準備整い日も暮れてきて
いよいよ出発です
いよいよ出発

スタート直後
はい、練って練って〜
さっそく練りがはじまります

奉曳車です

エンヤ、エンヤと練りも盛り上がり
ちびっこたちの賑やかな声に先導され
奉曳車もコース半分までやってきました

前半はここまで
後半は大人の部?

すっかり夜もふけたところで
力強く、いざしゅっぱ〜つ

カーブを超えて
カーブでうまくクルマをかわし
狭い通りへ突入

木遣!
木遣り衆の聞かせどころ
気合いがはいります
木遣!!


エンヤ曳待ち
エンヤ曳きまであと数秒
どきどき

どーんとやってくれ〜!
ど〜んとやってくれ〜で
全力疾走
奉曳車も勢いよく駆け抜けて行きます

大注連縄を奉納し
このあと大しめなわ五本を
興玉神社へ奉納

無事奉納おめでとうございます
お天気にも恵まれケガもなく
無事終えることができました



posted by 浜参宮観察隊 at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 二見大祭・しめなわ曳き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

ウミガメさん

7月16日の朝、海岸に残る見かけぬ足跡を発見
うぬぬ?

よく見ると、ヒレをパタパタさせた跡?
ヒレをパタパタ?

もひとつよく見ると、何かを引きずった跡も

カメ!ウミガメ!そう思いました
ちゅうことはひょっとして、産卵?

あたりを見回すと、ヒレのパタパタした跡が途切れてる
しかも何か掘ったような、跡も…
ウミガメ?産卵?

ひょっとしてひょっとするんじゃないですか?
と言うわけですぐ近くの二見シーパラダイスの専門家に来てもらって

掘ってみた

スコップ片手に掘ってみた

そしたら出てきた!
おぉっ卵が!

卵です
ウミガメの産卵です
こんなところにウミガメ、産卵です

卵の大きさは直径約3.5cm
よく聞くようにまるでピンポン玉
まるでピンポン玉

専門家に聞けば
産卵時期から推定してアカウミガメに間違いなく
産卵は昨夜、7月15〜16日にかけての深夜
卵がまだ柔らかいのでそんなに時間はたってない、と
そしてアカウミガメの産卵性質から
ここには約100個の卵があるだろう、と
孵化するのは9月の10日前後
だそうです

卵はまた埋め戻されて
チビがでてくるまで網をはって立ち入り禁止
いたずらしないでね

知らないだけで結構ウミガメ産卵実績のある伊勢志摩
この二見町でもちょこちょこあるそうです
「でもここの海岸は30年以上シーパラダイスにいるけど初めて」
とはシーパラダイスの館長さん

チビウミガメが産まれるのが楽しみです


※カメの安全のためすいません、
  あえてどこの海岸とは明記しませんでしたm( _浜_ )m
  場所はシーパラダイスの近所、とだけ記しておきます
posted by 浜参宮観察隊 at 11:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 二見の話題> ほっほ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月13日

明日14日はしめなわ曳きっ

すっかり・・・
夏色!
夏です
空も海もいい色

そんなこんなで???
じゃんっ!
じゃんっ

みなさん、どーぞ
明日はしめなわ曳きです
どうぞみなさんご参加あれ

通行にご注意
表参道、おおにぎわいですよ
「興」の下が気になる・・・
posted by 浜参宮観察隊 at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/夏・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月12日

ええじゃないか行脚隊参上

ぴっぴっぴ〜ひゃらら
笛や太鼓が響き渡り
いつもにまして賑やかな
おはらい町通り

ええじゃないか!…?
今日は豊橋の「ええじゃないか」が
伊勢に出現!

うおっ!
慶応3年(1867)7月
三河国吉田宿(現豊橋)で
空から伊勢神宮のお札が降ってきた!
ことから端を発した「ええじゃないか」

男は女装、女は男装でええじゃないか、と

頭に笠、手に柄杓という恰好で、
男は女装、女は男装、
派手な衣装で笛や太鼓を鳴らし
「ええじゃないか、ええじゃないか」と唄い踊り、
伊勢参りをしたことなどが伝わっています

御札が!
今日はおかげ横丁太鼓櫓から
お札が降り撒かれました

めでてぇや
なんともめでたいお札です
posted by 浜参宮観察隊 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> おぉ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月09日

休みの日の御塩殿前

晴れの休日

子どもたちはチャリンコで
元気に駆け出して行きます

こちら荘の御塩殿前
こちら御塩殿前

大木生い茂る神社はひんやりいと涼しいし
広い境内走り回ってることでしょう

氏神さまは子どもにとっては遊び場
posted by 浜参宮観察隊 at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/夏・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月06日

二見浦海水浴場 浜びらき

アツイっ

海です!
海ですっ

浜開きです!
今日は浜びらき

関係者も集まって…
関係者が浜に集まり
海の安全をお祈りします

数日前には地元の有志で
海岸清掃があり
きれいな浜辺

安全祈願です

今年も安全でありますように
古来より伊勢神宮参拝の際の
禊ぎの場所として知られる二見浦
ここは明治15年に開設された
海水浴発祥の地ともいわれる
由緒あるビーチです

海の思い出に…
白い砂浜には夏の思い出

ワンコも海好き
ワンコもはしゃいでます

posted by 浜参宮観察隊 at 17:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/夏・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国崎の御潜神事

神宮に献上する熨斗鰒用の
アワビを採る御潜神事
海女さんが

鳥羽市国崎町にて
7月1日、3年ぶりに復活しました

御潜神事は旧暦の6月1日
国崎を含む近くの7カ村が
熨斗鰒用のアワビ採取儀式として行っていました

明治4年、献進制度の廃止によって途絶え
その後、復活と廃止が繰り返されてきました
御潜神事です

地元の海女たちが潜ったのは
禁漁区となっている前の浜
神事のためこの日は解禁され
太鼓の合図とともに一斉に海へ


海女が潜って採ったアワビは
神宮御料鰒調製所へ運ばれます
神宮御料鰒調製所で

そして国崎の古老たちによって
身をそぎ熨斗鰒がつくられます
あわび削ぎ

のしあわび

国崎のアワビ、なんとも立派!
保育所のちびっこも自分の手と
どっちが大きいか比べっこしてました
手とあわび、どっちが大きいかいな?


posted by 浜参宮観察隊 at 13:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする