2009年01月29日

渡り納めの記念に・・・

現宇治橋お役御免です
神宮式年遷宮に向け
2月2日から内宮宇治橋の
解体がはじまります

人だかり?
宇治橋を越えた内宮神苑に
人だかり

渡り納めの記念にと記帳所が
設けられております
記帳所があるんです

記帳すると和紙でできた
「渡納之証」がもらえます

渡納之証ですよ

1月31日までです
まだの人は急ぎましょう・・・

仮橋ですよ
仮橋でも記念撮影
この橋を渡ることができるのも
20年に一度のこと 貴重です

まもなく、です
間もなく架け替え工事
はじまります


posted by 浜参宮観察隊 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月19日

西の箕獅子(みじし)

1月17日

二見は西区コミュニティーセンターにて・・・

作業中…
厳しい眼差しで
真剣に作業中

獅子の目?
獅子の目を取り付けてます

中をくりぬいたダイダイをつぶしてお椀状にし
墨を塗った丸い目の玉をはめ込みます

獅子です キュートです
超キュートなお獅子の完成

農民手作りの獅子は350年ほど前の生まれ
身近のものを巧みに使い
デザインもステキです

いざッ!
いざお参りに!

まず神社へ
近くの松陰神社に参拝

花房志摩守の供養塔です
さらに花房志摩守の供養塔へ

花房志摩守は二見人にとっては大恩のある人物

本来、二見は神宮に奉納する御塩を作る御料地として
神宮領とされていましたが
北畠氏や鳥羽藩の九鬼氏により押領されていました

住民たちは神領に復帰させてもらえるよう
山田奉行所に嘆願し続け
寛永10年鳥羽藩主が国替えになったのを機に
山田奉行・花房志摩守の尽力で神領復帰がかないました

西の人々は寛永18年、江戸に帰っていた志摩守病死の報を聞き
この恩を忘れないために供養碑を建て箕獅子の舞を奉納

そして今でもお正月にこうやって参拝しているのです

わっ
この箕獅子
頭がもみ殻や米をすくう箕(農具)
耳と舌はしゃもじ
目はダイダイ
鼻はヒョウタンに梅の小枝を刺し
胴体部分は蚊帳を使ったもの

全国的に見ても
このような獅子頭はないとか

直会です
参拝をすませみなで直会です

箕獅子を飾ってですねぇ
西区のコミュニティセンターでは
午前中に箕獅子を飾り
夜は西区の初会(はつかい)

酒!酒!酒!
初会では西区の15歳になった男子が
みんなの前で一人前として紹介されます


☆花房志摩守の供養塔はここにあります☆
posted by 浜参宮観察隊 at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月17日

内宮への地下道

おかげ参り…
おかげ参りとは・・・
江戸時代に庶民の間で起きた爆発的な伊勢参宮ブーム
60〜70年に一度の周期で続き
多くの人が伊勢を訪れました

内宮地下道
浦田の駐車場から
おはらい町への地下参道に屏風絵が登場!
画家の門脇俊一さんが描いた
伊勢参宮道おかげ参り抜け詣の図

その陶板が壁一面に

京都三条から神宮さんへ
5日間のにぎわいの旅
今からおよそ300年前
人々はこうやって伊勢へ
辿り着いていたのです

そして夫婦岩の日の出景色
日の出@夫婦岩だよ

潮を浴びて禊の様子が描かれています
とりあえず、潮浴び


船参宮ですな
こちらは船参宮でお伊勢さんへ
船着き場の奥の方にはこれっ

船着場の奥には…
御塩殿も


80メートルですよ!
門脇俊一さんは還暦で
この80mの大屏風を描いたそうです

モノクローム…
モノクロームの世界は
内宮さんの神域です


posted by 浜参宮観察隊 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> おぉ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

こんなところに夫婦岩・シリーズその7

というわけで新春特別二連発!

…の二発目



とあるひじき業者さんで見つけたこんなパッケージ

レトロで素敵
しかも紙製です

ひじき!

夫婦岩がアクセント

ひじきに夫婦岩!

これは北海道でうけてるそうです

こんなところに夫婦岩・シリーズその6

はいおまたせしました(?

こんなところに夫婦岩
早くもシリーズその6(やったかな?)です


今回は新春特別二連発!

まず一発目

こないだおはらい町の陶器屋さんで発見!

夫婦岩@蕎麦猪口

夫婦岩@蕎麦猪口

なんともはや
ちょっとユルい感じの夫婦岩の図柄に
ハマってしまい

即ゲット…

安かったし…

さて,蕎麦買ってこよ♪

2009年01月06日

伊勢大神楽@おかげ横丁

勇ましい獅子に
獅子!

すばしっこい天狗
天狗!

賑々しいお正月な光景ですが
おかげ横丁での伊勢大神楽の披露です

伊勢大神楽は長い歴史があり
江戸時代には各地を巡り
伊勢神宮に参拝できない人たちのために
神楽を奉納しお札を配っていました

今でも数組の社中が各地を訪れています

伊勢大神楽でございます

『舞』 と付くのが獅子舞
『曲』 が放下芸と呼ばれる曲芸

鈴の舞に 四方の舞

笛と力強い太鼓の響きに
わくわくします


魁曲です
魁曲です

この曲は古市の賑わいを表現したもの
振袖姿の花魁に扮した獅子が日傘をさし
伊勢音頭にあわせて花魁道中

オカメです
獅子が顔を隠したかと思うと
オカメに早変わり!

石川源太夫のみなさん
ありがとうございました


伊勢大神楽の総まわしは毎年12月24日

桑名市太夫の増田神社で行われます

日ごろ全国を巡っている6組が
新年の出発に向けて全組が一堂に集まります
posted by 浜参宮観察隊 at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月05日

松下 山の神

1月4日の日曜日
山の神さんへ行ってきました
山の神さんです

山ノ神…
どこかと言いますと
これです 榊巻き
むむっ榊巻き


(榊巻きのお宮です)

(2つほど下の記事見てね)


松下の山の神さん
年のはじめに山の神へ感謝し
山仕事の安全を祈願する祭りです

榊の前に土器を並べること
88枚!
88枚の土器 …ドキドキ …(´・ω・`)

ウツギで作った台の上は
白いお皿で埋め尽くされ
お酒で清めます

盛るのは大根、人参のなます
なますッ

もうひとつのお供え御飯も
特製竃でせっせ準備中
せっせせっせと…

炊事当番は榊の葉をくわえ
しゃべってはいけません?!
しゃべっちゃダメなんです

炊きあがった御飯もウツギの箸で盛り付け
盛り付け!盛り付け!

神様の御膳はできあがり
はい出来上がり


その前に置かれた
太めのウツギと土器
ちょっと太めの…

このウツギは槍と呼ばれます

槍,ですか!

ウツギは真ん中に空洞が
あるんですね
御膳の台は33本のウツギを
縄でしばってあります
縄で縛るんです

松下の松栄会のみなさん
衣装をまとい集合です
集合です

二礼二拍手一拝のあと
七人が次々と土器を槍で
つきさし割ります
割っちゃうんです

朝早くからはじめた準備ですが
神事はあっちゅう間
あっちゅう間です

山の神さまは女性とか
松栄会のみなさんの力強い
割りっぷり?に喜んでくれたでしょうか


*・*・*・*・*・*・*・*


帰りの駐車場で見つけました
クルマの注連縄飾り

注連縄@軽トラ仕様
松下の軽トラ仕様はこんなのです


posted by 浜参宮観察隊 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月03日

明けましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

いやいやいや

ちょっと遅くなりましたが



新年明けましておめでとうございます



本年もどうぞ当 『浜参宮だより』 をどうぞご贔屓に



二見浦の日の出です

二見浦の日の出です