2008年08月11日
神宮の塩・御塩焼き
夏の夜の燃え盛る炎
御塩焼所の竃です
炎天下の8月5日
この日から御塩焼きが
はじまりました
夏のさなかの塩作業
朝から夜通し行われ
竃の薪を燃やし続けます
煙突もなく湯気と熱気で
御塩焼所はサウナ状態
こちらは鹹水を
煮詰めできた荒塩です
大きな釜でグツグツ煮ること
およそ3時間
荒塩ができあがります
辺りは静まり
波音が心地よい夜の御塩作業です
御塩焼所は天地根元造り
松林にひっそり佇んでいます
こちらは御塩汲入所
鹹水を貯めた12個の壷が
並んでいます
8月8日
3日間の塩を焼く作業を終え
今日は俵に詰めた御塩を
運び出します
麦藁と稲藁を半々にあんだ俵は
麦藁をつたい苦汁がよくでるしくみに
朝8時半
いよいよ担ぎ出し
御塩殿裏の御塩倉へおさめます
真っ黒に日焼けした肌に
白い衣装がよく映える!
次は10月5日の
御塩殿祭
焼き固めです