2008年08月25日

三津の会式 稲生神社例祭

8月24日 今日は三津の会式

心配されたお天気も
朝になったら雨上がり
神社へ集合〜!です
神社へゴー!

神職さんのお祓いを受け
集合写真を撮った後
いざ神輿出発です

いざ出発!

神社の鳥居を抜け
畑を通って三津の町へ

太鼓ドンドコ
太鼓の響きと
ワッショイの掛け声で
元気いっぱい

わっしょいわっしょい!

女の子の神輿も
負けてません

女の子もわっしょい!

約2時間
町内をぐるっとまわって
最後に立ち寄ったのは
シルバーケアの豊寿園

豊寿園に寄りまして…

威勢よくみんなでワッショイ

ちびっこたちおつかれさまー


そして一休みして
こちら夜の部
さて夜の部です

ヨーヨーすくいに
お菓子のつかみどり
手づくりの縁日


コミュニティーセンターには
安土桃山文化村の
みなさんがかけつけてくれました

三津の特権!
(安土桃山文化村は三津にあるのです)

さてぇさてぇさては
こちらすっかり名物!?の
南京玉すだれです
お姉さんの早業に
「さてぇさてぇ」の掛け声飛び交い
観客は大きな拍手っ

で そのあとは
カツラがぁ!
「伊勢茶」の寸劇
ちびっこたちも舞台に立って
お兄さんはカツラが飛んでも
くじけずがんばってました

夏の最後の想い出です
posted by 浜参宮観察隊 at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/夏・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月17日

御薗小林・手筒花火

御薗宝林寺の境内
ちょうちん灯る御薗宝林寺の境内


初盆供養や五穀豊穣の願いを込めて
手筒花火と大念仏羯鼓踊りが
繰り広げられます

手筒花火!
太鼓や鐘の音の中
勢いよく火の粉を吹き上げる手筒花火

あつないんやろか…
滝のように降り注ぐ火の粉を浴びる
白装束姿の青年が勇壮です


満月だ!
満月近し

このお盆行事は江戸時代から続いており
手筒花火は迎え火・送り火の変形とされてます
幕府天領御料地であった
上條・小林の両地区に伝わります


花火がきれいだぞ
無数の火花が散り夜空を紅く染めます

打ち上げ花火だぞ
稲穂の稔るたんぼでは打ち上げ花火が



大念仏です
寺の境内で大念仏がはじまりました

羯鼓です
大念仏踊りに使われている小道具が
「羯鼓(かっこ)」と呼ばれてます


■手筒花火の御薗町小林・宝林寺
posted by 浜参宮観察隊 at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

円座・かんこ踊り

8月15日

円座は正覚寺に現る異形の方

異形の方…

真っ先に目を引くのは
その頭に乗った大きな箒様のもの

白い毛を束ね根元を赤く結い
その高さは優に1メートルはあろうかと

そしてその裾から伸びおちる毛は
頭全体を覆いつくし,その顔は見えない…

着ている衣裳は黒白の縦縞模様
腰には白布で巻いた蓑を付け
黒い手甲に黒い脚絆,そして黒足袋に草鞋姿

そして首から下げる両面叩きの小さな太鼓…


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というわけで円座町正覚寺で行われた
かんこ踊りです

『かんこ』 は 『鞨鼓』 と書き
みなさんが下げてる両面叩きの小さな太鼓のこと
雅楽で打たれる太鼓です

これを打ち鳴らしながら踊るので
『かんこ踊り』 といわれるとか

盆の念仏踊りの形態です

あたりが薄暗くなってきた午後7時
かんこを持った踊り手さんが入場してきます

かんこ踊りの踊り手さん入場

頭に被っているのは,シャグマと呼ばれる
馬の尻尾の毛で作られたもの

「そうやなぁ〜,古いものは200年くらいたっとるんやないかな〜」
と隣のおばあちゃんが教えてくれました

踊り手は小学生から二十歳くらいまで
小さな子はシャグマの代わりに花笠を被ります

「最近はみな大学行ってしもて,きれいに踊る人が少くのなってな〜」
とおばあちゃん,ちょっと寂しそうでした


境内中央に焚かれた火を囲み
あたりに響く鐘とホラ貝の音がどことなく物悲しく
盆の念仏踊りなんだということを思い出させます

かんこ踊りを舞う方々


短いバチでかんこを鳴らしながら廻るそのときに
ふわっと大きく広がるシャグマが薄暮の空と火に照らし出されて
ちょっとキレイです

薄暮な感じがよろしな

鐘ホラ貝の鳴り物に合わせて舞う踊りに
世話役の男集が低く歌う念仏に合わせて舞う踊りの二種類を
およそ20分ほどかけて舞い,約30分の休憩に入ります


休憩後また火を囲んで踊りが始まる頃
あたりはすっかり暮れて幽玄な雰囲気に包まれます

幽玄な雰囲気の中…

要所要所を照らす白熱灯と
本堂からもれる申し訳程度の蛍光灯以外の灯りがなく
火に照らされた目の前で廻り踊る異形の衆
鳴り響く鐘やホラ貝の悲しげな音

長年変わらぬであろうその雰囲気に
此処がどこで今は何時なのか…
ふとそれを忘れてしまいそうな
円座のかんこ踊りでした

円座・正覚寺


■円座のかんこ踊り

posted by 浜参宮観察隊 at 11:18| Comment(1) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月16日

盆風景・二見各所

三津のメインストリート
迎え火送り火

8月の14日と15日は
各おうちの前で
お盆の迎え火 送り火です

ご先祖さんにわかりやすく…
夕方6時ぐらいになると
みんな出てきて
燃やし始めます

ご先祖様に自分のおうちが
わかるよう
火をたくんだよ と
小ちゃい頃に教わりました

瓦ないときゃ…
瓦の上でたく火だけど
瓦でないバージョンも!

そして15日 暗くなり出してから
みんな引舟橋に集まります
引舟橋で

むかしは川にお供え物を
流してたんです
線香立てて

これが三津のお盆


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ところ変わってこちらは
浜辺
御塩殿の裏の浜

浜辺で…
浜にはしきびが
並び線香がててられてます

浜辺に供物をおいて…
荘の人々はここで
先祖供養するんですね
posted by 浜参宮観察隊 at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/秋・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月14日

スギサカタダスイラスト展・ふるさと三重の祭り

こんなところに夫婦岩?
こんなところに夫婦岩?

いえいえシリーズではありません・・・
去年の夏に亡くなった杉坂董(すぎさか ただす)さんの
個展であります

二見の旅館街にある「夢ぎゃらりぃ二見」
にて17日まで開催中

スギサカタダス展

三重県内のお祭りが
表情豊かに描かれております

お木曳やかんこ踊りが
ありますよ

夫婦岩注連縄張神事の絵

夫婦岩注連縄張神事には
二見興玉神社のご祭神
猿田彦大神も描かれていて
神話チック

10時〜18時までです

16日の土曜日は
二見七夕・星まつりもにぎやかで
伊勢・安土桃山文化村さんの花魁道中があります

この日は夜9時頃まで開いてます〜


■スギサカタダスイラスト展/夢ぎゃらりぃ・二見
posted by 浜参宮観察隊 at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> ほっほ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こんなところに夫婦岩 シリーズ 5

この粋な商標
伊勢木綿

伊勢木綿に描かれてるのは
夫婦岩でございます!

伊勢木綿は津市で作られている木綿の織物
今では臼井織布さん(創業江戸時代中期)が
唯一製造しています

2008年08月11日

神宮の塩・御塩焼き

燃え盛る炎@御塩焼所
夏の夜の燃え盛る炎
御塩焼所の竃です

炎天下の8月5日

この日から御塩焼きが
はじまりました

夏のさなかの塩作業
朝から夜通し行われ
竃の薪を燃やし続けます

煙突もなく湯気と熱気で
御塩焼所はサウナ状態
う〜ん,まるでサウナ


荒塩です
こちらは鹹水を
煮詰めできた荒塩です

グツグツと3時間…
大きな釜でグツグツ煮ること
およそ3時間
荒塩ができあがります


夜の御塩焼き
辺りは静まり
波音が心地よい夜の御塩作業です

御塩焼所は天地根元造り
松林にひっそり佇んでいます

御塩汲入所

こちらは御塩汲入所
鹹水を貯めた12個の壷が
並んでいます


8月8日

3日間の塩を焼く作業を終え
今日は俵に詰めた御塩を
運び出します

御塩の運び出し

麦藁と稲藁を半々にあんだ俵は
麦藁をつたい苦汁がよくでるしくみに

担ぎ出して

朝8時半
いよいよ担ぎ出し

御塩倉へ

よいしょよいしょと

御塩殿裏の御塩倉へおさめます

御塩倉へ…

ご苦労様です
真っ黒に日焼けした肌に
白い衣装がよく映える!

次は10月5日御塩殿祭焼き固め

次は10月5日の
御塩殿祭
焼き固めです

posted by 浜参宮観察隊 at 14:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/夏・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月08日

風日祈祭

8月4日
今日は風日祈祭

外宮では午前5時から
内宮では午前9時から
神事が行われます
風日祈祭

年に2回
5/14と8/4に行われる風日祈祭は
風雨の順調と五穀の豊穣を祈ります


お祓い@忌火屋殿前
忌火屋殿前のお祓いです

稲の稔りに大切な時期
御幣、御蓑、御笠を祀ります

唐櫃へ…

一行はこのあと御正宮へ

いざ御正宮へ

五丈殿が摂社末社の
遥拝所に

このお祭り
風日祈宮だけじゃなく
総てのお宮さんで行われます

神宮の『鯨幕』
鯨幕(くじらまく:「蘇幕」とも書く。)は、通夜や葬式など弔い事で使用される白黒の2色で構成される幕である。名前は、鯨の体が黒と白の2色であることに由来する。白装束にもあるように、日本では古来より弔事には白を用いたが、江戸に入り「弔事=黒」とする西欧の文化が流入するにつれて用いられるようになったとされている。本来は、弔事・慶事に関係なく使用され、皇室では慶事にも使用する。(wikipediaより引用)


風日祈宮での神事です

風日祈宮での神事


●内宮境内別宮:風日祈宮(かざひのみのみや)
posted by 浜参宮観察隊 at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月04日

茶屋区:高松稲荷大祭子供神輿

こちら二見興玉神社前

何やら法被を着た人たちが
回っておりまする

080810_taka1.jpg


あっ!
お神輿だ!!

あっお神輿!


そうです

今日は二見町茶屋にある
高松稲荷さんの大祭
子ども神輿が出ています

興玉神社さんへの参拝を済ませ
いざ出発!

さて…,出発


道中をみんなで練り歩いていきます

みんなで練り歩き〜


殿は景気づけのタイコ
ニラメッコしてるのだ〜れ!?

おぉっ,にらめっこか!




posted by 浜参宮観察隊 at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/夏・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月01日

八朔粟餅

さて 予告通り?の
八朔粟餅

これは31日の午後7時
もう並んでます!
もう並んでます!

一番乗りは桜木町のおじいちゃま

さすがの徹夜組が
やっぱりいらっしゃいました


そして気を取り直して
1日の午前3時半

ろうそくの灯る
まだ暗き五十鈴川沿い
ろうそく灯ります@五十鈴川

並んだのは新橋と浦田橋の
真ん中あたり

横丁では朝市もはじまってます
横丁では朝市

並んで待つ人には
お茶の振舞いも
お茶です!

今日はおひとりさま4個まで
開店5時で列は進み
さほど待たずに本店到着!
さほど待たずに…


ひさしぶりの
朔日餅の賑わいです
久しぶりですね

甘いけどおいしい
暑さに負けぬよう
お餅でパワーをつけましょう
甘いけど…

開店時間に並んでたのは
およそ1200人
八朔粟餅です

餅食べて お粥食べて
参拝して 帰る頃の7時過ぎも
まだ新橋の向こうに行列でした
posted by 浜参宮観察隊 at 21:46| Comment(3) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> ついたちといえば… | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする