2008年01月28日

1月25日:荘地区:ね火

ね火?…?

荘の掲示板
25日、ね火?です


聞き慣れない言葉
なんだろと思いきや
これです

これですか!

注連縄を焼く「どんど火」



小正月(1月15日)を過ぎて
最初の子の日に行うのだそうです

真ん中に松の枝を飾って
囲いを作ってセッティング

セッティング!

風吹く中
大変です

注連縄燃える煙をかぶると
この一年
風邪をひかないんだとか

みんなあたたかい火にあたり
煙を全身に浴びていかれます

通りすがりの小学生も興味津々



萌えてます,いや,燃えてます

門符は笑門に
蘇民将来も結構ありました

今年は南南東

ね火の場所は毎年変わります

平成20年の恵方は南南東

ここは荘地区公民館からみて
南南東
荘の畑の一角です

みなさん夕方冷えこむ中
ごくろうさまです
posted by 浜参宮観察隊 at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月21日

荘の大楠 神ノ木さんの祭典

青空も見えてきた
1月18日の午前10時

荘の町中の一角に
みなさん集合です
みなさんしゅーごー

祭典のはじまり
祭典はじまり〜


ここは…
お社もなく巨木が一本
荘の大楠前です

子どもを守るとされ
神ノ木さん(じんのきさん)」と
親しげに呼ばれています
神ノ木さん


まさに自然崇拝
この楠には神宿るとして
昔から崇められてきました
神宿る…


樹齢およそ800年とか
別の植物も育っています
800年です。別の植物もいます

お祓いを受け
お祓いを受け…

参列のみなさんも玉串拝礼
お祓い…


二見では松下、西にも
大きな楠がありますが
楠そのもののお祭りを
やってるのはここだけかな
お祭りしてます

安政年間の大火と
伊勢湾台風の被害を受けるも
このようにすすすくと青々と
元気です
青々と…

大きな木…


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幾世遍し…
幾世遍し楠のみ魂に守られて
村の子宝さ起久育堂ん


幾人もの子ども達がこの木から滑り落ちるも
ケガをするものはいなかったとか

通りすがりのおじさまも話してくれました

「ちっちゃいときは登ってよぉ遊んだ」
それに
「昔は会所まで枝がのびとったんや」
えっ10メートルぐらい、あるのでは、会所まで

守り神です

守り神ですね

住宅地の真ん中に聳えるこの木が遊び場で
たたみ一畳ほど広がる枝までよじのぼったり
楠の実のころにはクス鉄砲を飛ばしたり
懐かしい思い出話もたくさんです



木に登ったこと ありますか
posted by 浜参宮観察隊 at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月20日

江地区栄野神社の湯立神事と松下地区の焚上神事

1月14日は栄野神社の湯立です

境内には江の人々が
たくさん集まっております

ここの甘酒
濃くておいしいっ

あまざけ〜

拝殿での神事が終わると
待ってました
神職さんが湯玉をみんなの
頭に振り注ぎます

うりゃうりゃうりゃ

煮えたぎる湯を熊笹で撒き
この湯玉を浴びると
一年間の無病息災が約束されます

報道陣も前でがんばり
熱いけどぐっと我慢

帰りにはお清めの熊笹と
かたぱんいただきました

熊笹!!



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変わってこちら松下社
いいお天気の
青空のもと
ドラム缶?

青空の下のドラム缶?

今日は注連縄の焚上神事
去年のお札に注連縄を
燃やします

ありがとうです

一年間 守ってくださり
ありがとう

posted by 浜参宮観察隊 at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月17日

二見・西地区の箕獅子/その2

さてさて
先日の箕獅子が
あまりにかわいらしかったので
続報!です

先日… ⇒ http://hamasanguu.seesaa.net/article/78701058.html
(この記事の直下ですわ)


去年の箕獅子
(これは箱から出したばかりの
 一年前の箕獅子 橙が傷んで目が黒いでしょ)

箕獅子は花房志摩守ゆかりの獅子
「花房」にちなんで藤蔓を使ってます
お口のふちが藤蔓です

鼻はひょうたん、それに梅花を挿し
目は橙
耳と舌は杓子

ガバーっ
藤蔓と竹でできた箕を二つ合わせて
「二見」を表しています

何か描かれてる?
胴体の裾には二見のシンボルが描かれています
ちょっと見にくいですが

夫婦岩!
これです!
(ん こんなところに夫婦岩シリーズ、か?)
夫婦岩
(ちなみに西コミセンにて展示中)

このオレンジが大事!
そして制作工程約2時間の
この橙の目
オレンジがはいると
俄然箕獅子が生き生きとするのです

囃子詞です
箕獅子には10種の舞があります
その囃子詞ときたら
なんともいろっぽい?
初穂の舞 見直しの舞 遺徳感謝の舞 などなど
NHKに出場するとき
「言うてはダメ」 と念押しされたそうな


獅子とお面
箕獅子舞には
舞手 口取 塩振り 扇手 扇馬 太鼓 銭箱の
役がついています

扇手のつけた童面

お供え物
お供えはスルメに昆布、
銀杏、みかんなどなど
海の幸 山の幸が盛り盛りです

志摩守の供養碑

志摩守の供養碑です

がおーーっ

大きな幅広い口を開け閉めするのは
相当 腕に力のある人でないと
つとまりません

ふさふさ〜
たてがみはふさふさの弊

かっ、かわいいっ〜
かわいすぎる…

たいしょうじゅうはちねん?…?
この供え棚
格式高そう、なのですが
大正十八年って 存在しましたっけ
posted by 浜参宮観察隊 at 23:22| Comment(4) | TrackBack(1) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月15日

二見・西地区の箕獅子

1月13日 本日は西の初会です

15歳になった子たちの
大人の仲間入りの儀式なのです

西コミュニティーセンターに
集合して準備はじまり

今日の目玉は
なんといっても
箕獅子お披露目!です

箕獅子お披露目

ときは徳川三代将軍家光のころ
もともと神領だった二見を北畠氏
つづいて鳥羽藩九鬼氏が押領しました

年貢に苦しむ二見を救ってくれたのが
当時の山田奉行花房志摩守(はなふさ しまのかみ)

寛永10年(1633)
鳥羽藩主が国替えになったのを機に
志摩守の尽力で神領復帰がかなったのです

寛永18年(1641)
江戸に帰った志摩守病死の報を聞き
供養碑を建てました
この碑の前で舞ったのが
手づくりの箕獅子です


準備はここからはじまります

まず橙から

西でとれた橙
箕獅子の目になるのです

橙を手でもんでもんで
やわらかくします

もみもみ…

この作業 1〜2時間

そして橙手術のはじまりです

手術開始!

へたを切り取り
小さな穴から中身を刳り貫きます

全部取り出し
ここから慎重に慎重に
半分に折りこみます

慎重に…

ひびが入ると一からやりなおし
責任重大です

今日は2個とも成功
黒い目玉をくっつけて

目玉をくっつけて

箕獅子にセット!

セット完了!


鼻はひょうたん
その上に梅の三つ又の枝
これも西でとってきました
口を開けた獅子の舌は
杓子です
箕を二つ合わせて頭の輪郭に

農民の手作りとはいえ
身近なものを工夫して使い
とっても愛くるしい
考案者に拍手っ


こちらはお外で注連縄部隊

注連縄部隊
(・◇・)ゞ

ベテランおじいちゃんが
よりより、です

わらをよりより

大きな御頭の口を上下に開けて舞う獅子のそばに
扇ぎ手がいたようです
その子がかぶったのが
この童面

年季ものの童面

年季ものです


箕獅子の準備が整い
みなでお参りに

みなでおまいり

まずは地元の松陰神社へ

松陰神社へ

そして花房志摩守の供養碑前に
ここでは御頭の中にはいって

供養碑前で

区長さんのアタマにガブリ

ガブリ

舞手は先舞、後舞の2人
西区の青年団「西隆会」の
メンバーがつとめてました

箕獅子くんです

西コミュニティーセンターに戻って
あとは夕方の初会を待ちます

夕方を待ちます

箕獅子舞は
平成13年をさいごに
今はお休み中

ぜひぜひ復活してほしいですね


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箕獅子は、上記のように
場所柄、北畠氏や九鬼氏鳥羽藩に略取され続けた
二見郷の神領復帰悲願の恩人、山田奉行所の
花房志摩守を偲んで始められました

手元にある二見町史によると…

箕獅子はその頭を「花房」にちなんで藤蔓を使って作る。まず、藤蔓と竹で箕(み)を二合作り、(二つの箕で)「二見」を意味する。

(箕はこんなものです⇒箕の画像検索結果

これに赤布をかぶせて頭の輪郭ができるが、鼻にひょうたん、これに梅花を挿し、目は橙、耳と舌は杓子をつけ、たてがみに、幣(しで)とじゃのひげをつけて出来上がる。
posted by 浜参宮観察隊 at 18:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月12日

松下の国道沿いに…

新年早々、鳥羽方面ドライブ

国道沿いの山の入り口に
注連縄を縛った木を発見

注連縄?

新年にしては
使い込まれた注連縄

新しくないですな




これ 松下の人が
新しい注連縄を玄関に飾る時
前の注連縄を自分の山の木に
飾るんだそうです

おうちを守って
山も守る
蘇民さん
でありました
posted by 浜参宮観察隊 at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> ほっほ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月09日

1月6日:松下の山の神

こちら松下社

こちら松下社

松下社の入り口には
山の神さまを祀っています
材木業の多い地区ならではです

昔から山の仕事に従事する人が
たくさんいたんですね

お昼に近くなった頃
数人集まってせっせ
かまど?の準備

準備です

以前は1月7日に行っていた
山の神の神事
日にちこそ変われど
今も正月の最後の日曜に
やっているのです

朝8時半に集合し
みなさんで山へ

このお供えの棚を
作ってたそうで

お供えの棚

これはうつぎの木

33本を縄でしばり
4本の木で支えにします

なますも男の人の手料理!

んでもって かまど班
ぐつぐつお米を焚いとります

かまどです

担当はつばきの葉を
口にくわえて
こげないように
ぐつぐつぐつ

ぐつぐつ…

うまく炊けました

なますと一緒に
88ある皿に
盛り付けます

88ある皿に盛り付け

そして
紋付袴に着替えて

着替えて…

神事のはじまりー

驚いたことに
お供えの前にある
鉛筆のようにとがった
うつぎで皿を順番に
割っていきます

割るんですかッ!

無事に?7つ全部
割れた今年の山の神
終了です

終了……?

なんでだろ…

割っちゃった…

とにかく
これが毎年
繰り返されているのですね

毎年繰り返されているのです
posted by 浜参宮観察隊 at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月07日

1月6日:三津の氏神さま・稲生神社の新年祭

本日6日は
三津の氏神さま
稲生神社の新年祭です

祈年祭!

祈年祭です!


稲生神社は明治42年
姫宮稲荷神社に合祀され
二見神社となりましたが
昭和23年分離
東山稲荷境内に祀られました
赤い鳥居の階段を登ると
稲荷社があります

稲荷社もあります

稲生神社には
宇賀之御魂大神
大山祗大神
応神天皇の三神が
祀られています

どんと火!

どんと火には薪にまじって
みなが持ってきた去年の注連縄も…

ご近所からよっこらせ

祭典が終わっても
ご近所からお詣りに

「三津地下」のテントのまわりで
みなさん憩っております

甘酒、お神酒にみかん、おつまみ
もう一度ここでお正月って
感じですね
posted by 浜参宮観察隊 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月03日

二見町内初詣…

五十鈴川沿いの二見姫宮神社

二見姫宮神社!

真っ赤な幟が4本

幟が4本!

溝口、西、荘、山田原の
氏神さんです

ここは京都伏見稲荷社の御分神
元文年間に姫宮稲荷社として創祀

伊勢市内の稲荷講が
いくつか寒中見舞いに
訪れてるようです

寒中見舞い!

絵馬は
新春干支バージョンに…

新春干支バージョン!

狐のお稲荷型

お稲荷型!

御饌の形は
なんと宝珠、
です

宝珠、です!


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続いて今一色の氏神さま
高城神社です

高城神社!

国旗掲揚に立派な門松

立派な門松!

差し出された湯のみに
お神酒をたっぷり
ごちそうになり
(さすが漁師町?)

いただきました!

直会もいただいて
よき初詣りな
一日でした

あっ今日は書き初めの日 だ


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●二見姫宮神社の場所は、ここ
●んで、高城神社は、ここ

(mapfan へリンクしてます)
posted by 浜参宮観察隊 at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

富士山…

1月2日の日の出前
夫婦岩の間から富士山が眺められました

富士山です

写真の右、台形のシルエットが富士山です

冬場の寒い朝、富士山がたまに見えることがあります

富士山ですよ


富士山を南の端にその横には八ヶ岳
順に恵那山、木曽駒ケ岳、乗鞍岳に御嶽山
そして伊吹山と伊勢湾を挟んでいろんな山が見えます
posted by 浜参宮観察隊 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/冬・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする