2007年10月24日

神嘗祭 二見編

先日お伝えしました神嘗祭

このお祭りは神宮125社
すべてのお社で行われてます

んでもって今日23日は二見の日

二見には4カ所の摂社、末社が
1カ所の所管社が
あります
(すべて内宮の所管社、摂社、末社)

所管社 : 御塩殿神社(荘)
摂社 : 堅田神社(茶屋)
摂社 : 江神社(江)
摂社 : 神前神社 ・ 末社 : 荒前神社 ・ 末社 : 許母利神社 同座(松下)
摂社 : 粟皇子神社(松下)


一番目は御塩殿

まず御塩殿

神職さん到着
ぱぱっと準備をされまして
早速にはじまりました
拍手(かしわで)と
衣の擦れる音だけが響きます
一番後ろは喜多井さんです

拍手と衣擦音が…

そしてみなさんあっちゅう間に
次のお社へ向かわれました

あっちゅう間に次へ…


そしてこれは数日前の
粟皇子神社

粟皇子神社です

カケチカラが
供えられておりました
新穀です

カケチカラ!

秋の稔りに感謝
posted by 浜参宮観察隊 at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月21日

映画のお知らせです

11月25日 進富座さんで
「0(ゼロ)からの風」を
上映します

わたしの同僚で行方不明の
辻出紀子さんが、映画に
ちょっと関係しています。

内容は交通事故によって
突然息子の命を奪われた
母親の生き方を通し、
交通犯罪を防ごうとするもの。

この映画の背景には
事故や事件で被害者となった人々の
メッセージを紹介する
「生命のメッセージ展」があります。
行方不明の紀子さんも昨年8月から
メッセンジャーの一人となって
巡回展に参加しています。
そのことがきっかけとなり、
進富座にて上映することになりました。

http://www.zero-karano-kaze.com

※当日は映画のモデルとなった
鈴木共子さんも来場されます。

※ロビーにて辻出紀子写真展開催。

≪辻出紀子さん≫1974年11月3日生まれ。
地域雑誌『伊勢志摩』を発行する
伊勢文化舎に勤務。98年11月24日、
職場を出たまま行方不明となる。
自ら姿を消したとは考えられず、
事件として捜査中。この11月で
丸9年が経つ。


11月25日(日)
(1)17:20〜19:20 (2)19:40〜21:40

進富座(伊勢市曽祢2-8-27 電話0596-28-2875)
*ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。
*途中入場はご遠慮ください。

鑑賞料 前売1000円 当日1500円


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↓↓↓辻出紀子さんについて、こちらもどうぞ↓↓↓
■ http://www.tsujidenoriko.info/
■ http://www.tsujidenoriko.jp/top.html

↓↓↓会場の映画館、進富座さん↓↓↓
■ http://www.h5.dion.ne.jp/~shintomi/

2007年10月18日

彼岸花シリーズ 第3弾!!!

今度は黄色の
かんむりです

黄色い…

彼岸花があるよ

こちらも御塩殿前

赤、白と咲いて
これが最後の色

彼岸花は
別名 曼珠沙華
天上の花にふさわしい
美しい秋の彩りです


●彼岸花、普通は赤ですね(シリーズ第一弾!)↓
http://hamasanguu.seesaa.net/article/56791010.html

●白もあります!(シリーズ第二段!)↓
http://hamasanguu.seesaa.net/article/57828793.html
posted by 浜参宮観察隊 at 16:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 二見の話題> 素描/秋・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

神宮神嘗祭

秋の稔り 神嘗祭です

お米の国、日本を
象徴するお祭りです

外宮、内宮それぞれで
夕と朝の「由貴大御饌」に
神饌が供えられます
「由貴大御饌」は
普通は見られません
参拝時間外ですから…

10月17日正午には
天皇のお使いの勅使が参る
奉幣の儀があります

太鼓の音が響き渡り
斎館を出発です

斎館を出発

絹などのたてまつり物を
奉納します

たてまつり物を
奉納

ぞろぞろぞろ

池田厚子祭司と大宮司

中央は池田厚子祭司
そのとなり
大きな体のお方が大宮司

天皇陛下のお姉さんで
いらっしゃいます

池田厚子祭司

玉砂利を踏みしめる
小気味よい音

玉砂利を踏みしめる

二の鳥居に到着

二の鳥居に

ここで榊と塩で
お清めです

榊と塩で
お清め

そして御正宮へと
向かいます

そして御正宮へ

神嘗祭のとき玉垣には
新穀「カケチカラ」がかかります
そのの中で天皇のカケチカラには
シデがついてます

外宮、内宮に続いて、
別宮、摂社、末社、所管社でも
神嘗祭が行われます
posted by 浜参宮観察隊 at 15:58| Comment(1) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢神宮点描 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月16日

朝熊山!

10月に入り、暑さもようやく一段落

「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」
ということで、朝熊山へいざ!

午前9時過ぎ、朝熊岳道を登り始め、
22ある町石(9、10は道中にありません)を
数えつつ、ヘトヘトになり朝熊峠に到着

岳道を登り終えたところには、かつて旅館が

旅館跡?


朝熊岳とうふ屋旅館跡

 このあたりの屋敷跡は朝熊山唯一の旅館であった『とうふ屋(東風屋)』の 跡です。
 晩年、大井幸太郎氏が経営した旅館で、当時は全国に知られた宿でありました。
 創業は江戸期。大正14年に新築され、朝熊山唯一の旅館として本館と別館があり、本館は100畳敷の大広間もあって団体宿泊に備えました。別館は客室十数室の他に写真の暗室も設け、食堂は和洋食を整え、志摩や鳥羽の新鮮な魚介類を豊富に使ったメニューでした。
 昭和19年、ケーブルカーの廃止と共にさびれ、茶店を主に臨時営業をしていましたが、昭和39年2月18日の火災によって本館、別館ともに焼失しました。
(案内板より)



賓日館の大広間が120畳ですから、
相当な大きさの旅館だったと想像できます

現在は基礎や残骸がほんの少し残ってるだけ

今は基礎の残骸が…

地元の人の話によれば、当時この旅館から
麓の四郷小学校まで歩いて通っていた児童も
いたそうな…

そこから歩くこと数十分、ようやく山頂の広場に到着

サンチェ,それは焼肉に…(以下自主規制)

ここは、二見からもよく見えるテレビ塔があります

朝熊山といえばテレビ塔

写真は2006年より地デジ用に運用が開始された
中継用設備ですわ

広場から二見方面を見てみると…

こちらは二見方面

ホンマええ天気ですな

少し奥まって、八大龍王尊をおまつりしている
八大龍王社

八大さんです

手前の龍王池は、かつて竜が天に昇るという伝説から
雨乞いの行事が盛んに行われていたそうです

岳道とは反対の方へ少し下ると金剛證寺

金剛證寺です

重要文化財の本堂です

ここは、関ケ原の戦いから敗走した後に答志島で自刃した
九鬼嘉隆のゆかりの寺でもあります

(九鬼嘉隆… 熊野水軍… 次は熊野詣!?)

時刻も午後になってきたので、同じルートで下山

途中、かつてのケーブルカーとの交差する橋で小休止

ケーブルカー跡

見上げるとかろうじてトンネルが見えます

下は…

見下ろすと…
かつての平岩駅(麓の駅)跡はとても見えませんな(汗



ところで、今回気付いた点が一つ

実は山頂広場が三角点ではありませんでした
写真をご覧あれ

三角点は?

この記述から地図を追っていくと
どうやらケーブルカーの山上停車場跡の付近のようです

かつての栄華をほんの少し垣間見た気がしませんか?
posted by 浜参宮観察隊 at 12:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> おぉ〜、な小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月12日

川曳法被の謎!

川曳の法被って
微妙〜にお揃いですよね

これこれ

これこれ!

実はこれ、
40年前(昭和41年)のデザイン

川曳連合団長会議という
厳粛なる!集まりで
四郷と二見が同じ柄の法被を
作ることになったようです

以下、お揃い法被の謎を
解き明かしてくださった
三津のおじいちゃんの
原稿ママです


「四郷と二見が合意の上、同一の上衣を伊勢市駅前にあったオカダヤ百貨店へ図柄もまかせて注文して作成しました。」



オカダヤ、だそうで。

そして偶然にも、当時の
オカダヤの営業マンが
知り合いにおりまして…
(今は某美術館のえらいさん)

聞きましたら
四日市の染物屋さんでこしらえたんだと

町の特徴なんかをレクチャーし
それぞれ2、3の柄を提案したそうな

当時のオカダヤは法被(&トレパン)で
大儲けしたそうですに、お木曳経済効果!

あっオカダヤって
ジャスコです、もう駅前にはないけど

で、さかのぼって、
その前のお木曳は昭和17年。


「太平洋戦争が始まって、物資が不足の時代、商店はとてもハッピは出来ません。それで、伊勢市長さんより、伊勢神宮の社殿造営奉仕の精神に應じて、特別を以て清浄なる衣服用反物の交付を政府に申請して、一戸当たり、ズキン、上衣、ズボンと割当配当がありまして、白一色で奉曳致しました。」



さすが、伊勢市長!!!

で、更にさかのぼること、大正時代。
このときの衣装はこの書物から…

これが語ります!


「一般奉曳者 上法被、木綿藍色地、背に八咫鏡を朱く染め抜き 中に今、中、三、溝、山、二の六字を赤く現はし、袖に櫻花、楓葉を白く抜き下に波状を描き 楓の浮きたるを白く染抜き襟は紺碧色とし、町名の略號を現はす。

帯、茶色木綿の三尺帯、波状三線及水玉模様を白く染抜く。腹當、脚絆、紺木綿。手拭い、豆絞形。提灯、長形、上部に朱色波状二線、下部に藍色波状三線、中部に八咫鏡を朱く描き、中に町名略號を墨にて書く。

【右 今在家町、中之切町、二見町三津、山田原、溝口、濱ク村二軒茶屋】」



大正11年(12年)は
6団がお揃いだったようで…

このときの三津、浜荻団の法被図柄を
思い出して、描いてくださいました。

じゃんっ!

じゃんッ!

すてきです。
posted by 浜参宮観察隊 at 00:39| Comment(2) | TrackBack(0) | お木曳き関係で…> 小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月11日

初穂曳直前!

初穂曳にむけて
長峰地区の浜参宮が
先日行われましたが

五十鈴川の御側橋近くに
川曳チームののぼりが
立てられておりました

幟が…

お木曳の夏の日を彷彿させます
(朝で寒気はしましたが)

いよいよ初穂曳ですね
10月16日(火)です

外宮初穂曳は15日!
posted by 浜参宮観察隊 at 13:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢の話題> 伊勢歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月08日

雨の御塩運び出し

雨降る10月8日

町民運動会はまたもや延期、です

そして今日は5日から焼き固めた
御塩が神宮へ運ばれる日でございます

菊花の御紋付き
特別シートで雨よけです

雨よけ特別シー

喜多井さん 無事運び出し
また本日の作業に戻ります

再び・・・

窯に火をくべます

窯に火を…

しっとり雨

しっとり雨

茅葺き屋根からは
煙が出始めました
posted by 浜参宮観察隊 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10月7日;本日の浜参宮

間もなく神嘗祭

神宮の一年で一番
大きなお祭りです

本日10月7日
初穂の奉納を前に
今年の川曳当番である
長峰地区のみなさんが
浜参宮にお見えです

長峰地区は
桜木町、五十鈴ケ丘、桜ヶ丘
中之町、古市にあたります

長峰地区です

無垢塩草でお祓いを受けます

無垢塩草で

川曳の象徴
これはヒノキかな
よく使い込んだザイです

ザイザイ!

興玉の舞
ん?衣装が新しい?

衣装変わった?

威勢よく木遣りの奉納

木遣りの奉納

みなさんで集合写真
このあと内宮へ行かれるようです

しゅうご〜っ!

そうそうこれが
初穂バージョンの
浜参宮之証です

初穂バージョン


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帰りがけに紋付袴の新郎さまと
白無垢姿の新婦さまに遭遇

おぉっ!

お幸せに〜

お幸せに〜


2007年10月06日

御塩殿祭そして…

御塩殿祭から一夜明けた
6日の朝

堅塩が焼き上がりました

昨日の緊張の面持ちとは違い
喜多井さん
和やかです

和やかです

美しく三角形に
できあがりました

出来ましたっ!

煙もくもく
窯のそばで
焼き上がった
塩を型から出します

一日20個を5日間!

一回に10個焼いて
それを日に2回
一日20個を5日間

それを秋と春に
一年間に200個の
堅塩を作ります

一年間に200個!
posted by 浜参宮観察隊 at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする