今日12月17日は夫婦岩の注連縄張替神事です
夫婦岩は年3回注連縄を張替えします
5月5日、9月5日、12月第三日曜の3回です
今回の12月は来るべきお正月の…
迎春準備でもあるわけです
毎年恒例激サムの12月注連縄張神事
寒い時期のわりに見物客多し
アマチュアカメラマンにマスコミも多し
(去年は小雪舞う中だったなぁ…)
神事は午前10時からと決まっておりますが
実は朝早くから興玉神社の神職さんによって
あらかじめ古い注連縄は外されます
注連縄のない夫婦岩…
年3回の張替え前の1時間ほどしか見られない
貴重なお姿です
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さてさて午前10時からの
興玉さん本殿で行われの神事後は
注連縄は奉仕青年と呼ばれる人たちによって担がれ
お祓いを受けます
(あ〜っ、奉仕青年の『青年』の定義は広いです)
(青年かいっ!…という人たちがいることに…)
(気づいても…)
(あまり突っ込まないように…)
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さてさてそんなウチワな事情なんかほっといて…
お祓いを受けた注連縄は
参道を埋める人たちによって運ばれます
みなさん我先に…と注連縄を運んでくれます
その脇では二見太鼓による
注連縄送りだし太鼓で景気付け!
これが夫婦岩の注連縄です
太いでしょ?
直径約5センチ、長さ約30メートル!
これが5本夫婦岩にかかります
参道にみえる青い法被の人は
(わらを送っているおじいちゃん)
岐阜県川辺町からお見えの辰生会
辰生会(たつみかい)とは
18年前から 大注連縄の稲藁を奉納してくれている会
子供たちも今年は田植えから稲刈りまでお手伝い
藁奉納に貢献?したのだそうです
えらいねー
そして参道から夫婦岩までは奉仕青年の役目
今回から参道から岩まで
海へ入って注連縄を送ることになりまして…
今までは参道からは
ちょっとした臨時の橋が架かってたんですが
いろいろ事情がありまして…、ね
(この季節に海の中ですわ)
(5月や9月の張替えはこれが気持ちいいんですがねぇ…)
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それぞれの岩の上では先行隊が待ってます
特に大きいほうの岩には10人近くの人が配置されます
写真に写ってない裏側にも数人いるんですよ
この季節の北風は
この写真の裏側にまともに当たります
これが、寒い…
岩の上では…
「おまえあっちいけ!」
「えっ寒いでいやや〜」
「おまえらのほうが若いやろ!」
「もう…」
なんてほんわかな
まことに和やかな会話が交わされます
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さて注連縄張替の間、ずっと木遣り歌が歌われます
興玉神社の氏子衆、茶屋、江地区の木遣り隊です
これも寒いだろうなぁ
張替え中吹きっさらしでずっとだし…
張替えからおよそ1時間
やっと張替えは終了を迎えます
最後に注連縄の微調整をして…
あまった注連縄を切りそろえて
出来上がりです!
(出来上がり…、って…)
これで夫婦岩は迎春準備オッケイ!
初詣にぜひどうぞ
あっ、元旦初日は夫婦岩の間からは昇りません
ご注意を…
夫婦岩を越えたところにある赤橋を渡った
お店が並ぶちょっとした広場が
絶好のポイントです!