2006年12月17日

12月17日;夫婦岩大注連縄張替神事

今日12月17日は夫婦岩の注連縄張替神事です


夫婦岩は年3回注連縄を張替えします
5月5日、9月5日、12月第三日曜の3回です


今回の12月は来るべきお正月の…
迎春準備でもあるわけです


毎年恒例激サムの12月注連縄張神事
寒い時期のわりに見物客多し
アマチュアカメラマンにマスコミも多し
(去年は小雪舞う中だったなぁ…)

カメラいっぱいっ!


神事は午前10時からと決まっておりますが
実は朝早くから興玉神社の神職さんによって
あらかじめ古い注連縄は外されます

注連縄のない夫婦岩…

注連縄ないやんっ!


年3回の張替え前の1時間ほどしか見られない
貴重なお姿です


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さてさて午前10時からの
興玉さん本殿で行われの神事後は
注連縄は奉仕青年と呼ばれる人たちによって担がれ
お祓いを受けます

注連縄お祓い中〜


(あ〜っ、奉仕青年の『青年』の定義は広いです)


(青年かいっ!…という人たちがいることに…)


(気づいても…)


(あまり突っ込まないように…)


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さてさてそんなウチワな事情なんかほっといて…


お祓いを受けた注連縄は
参道を埋める人たちによって運ばれます

みなさんでえっちらこ…


みなさん我先に…と注連縄を運んでくれます

まあまあそんなあわてずに…


その脇では二見太鼓による
注連縄送りだし太鼓で景気付け!

送り出しぃ!


これが夫婦岩の注連縄です

これが注連縄だぁ


太いでしょ?
直径約5センチ、長さ約30メートル!
これが5本夫婦岩にかかります


参道にみえる青い法被の人は
(わらを送っているおじいちゃん)
岐阜県川辺町からお見えの辰生会

岐阜県川辺町の辰生会


辰生会(たつみかい)とは
18年前から 大注連縄の稲藁を奉納してくれている会


子供たちも今年は田植えから稲刈りまでお手伝い
藁奉納に貢献?したのだそうです
えらいねー


そして参道から夫婦岩までは奉仕青年の役目

奉仕青年!


今回から参道から岩まで
海へ入って注連縄を送ることになりまして…


今までは参道からは
ちょっとした臨時の橋が架かってたんですが


いろいろ事情がありまして…、ね


(この季節に海の中ですわ)


(5月や9月の張替えはこれが気持ちいいんですがねぇ…)


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それぞれの岩の上では先行隊が待ってます

先行隊へ…


特に大きいほうの岩には10人近くの人が配置されます
写真に写ってない裏側にも数人いるんですよ

大岩の上


この季節の北風は
この写真の裏側にまともに当たります


これが、寒い…


岩の上では…


「おまえあっちいけ!」
「えっ寒いでいやや〜」
「おまえらのほうが若いやろ!」
「もう…」


なんてほんわかな
まことに和やかな会話が交わされます


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さて注連縄張替の間、ずっと木遣り歌が歌われます
興玉神社の氏子衆、茶屋、江地区の木遣り隊です

木遣り隊〜

木遣り隊その2


これも寒いだろうなぁ
張替え中吹きっさらしでずっとだし…


張替えからおよそ1時間
やっと張替えは終了を迎えます

もうすぐ終了!


最後に注連縄の微調整をして…
あまった注連縄を切りそろえて
出来上がりです!


(出来上がり…、って…)


これで夫婦岩は迎春準備オッケイ!
初詣にぜひどうぞ


あっ、元旦初日は夫婦岩の間からは昇りません
ご注意を…


夫婦岩を越えたところにある赤橋を渡った
お店が並ぶちょっとした広場が
絶好のポイントです!