毎年12月16日は
松下社の頒布始祭
蘇民将来子孫家門の
御札を配る日なんですって
この注連縄
伊勢地方では年中玄関に
飾り付けてあります
あっでも
蘇民将来ばかりじゃないです
『笑門』とかもあります
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そろそろ境内に松下人が
集まってきました
神事がはじまります
これまた立派な
注連縄が
神事はおごそかに
とどこおりなく行われました…
わたくし勘違いとゆうか
餅撒きみたいな感じで (おいおい)
御札が配られたりするのかと
思ってましたが…
厳粛な雰囲気のまま、無事、終了〜
注連縄の真ん中に飾る札は
桃符と呼ばれています
「ももふ、ですか」と
そのまま読んだら……
「とうふ」だそうです
昔は桃の木や柳の木で
作ってたようですが今は桧
お話ししてくれたのは
松下のなかせこさん
わらで作った注連縄に
木札を麻緒で結びつけます
七難即滅
七福即生!
そして 蘇民将来子孫家門
上の隅と麻緒のかかる部分に
黒い点があるの見えます?
これ 心点 というそうです
(あっ、飲茶!)
(…点心)
(お寒ぅございます)
裏には
急々如律令 と
海女さんたちのお守り
セーマン・ドーマン の印
そして境内には
なんだか不思議なこんもりした
枯れたおやまが
なに、これ?
八幡さん?
これ
榊巻きというそうです
榊の枝を束ねて境内14カ所に
榊は毎年巻き重ねて
正殿を建てかえるときに
榊巻きも新しくするんだそうで
建てかえは神宮さんと一緒
20年ごとです
このあたりでも珍しい
榊巻神事は12月31日の
大晦日にするみたい
あっ正殿の床下にも!