2006年12月16日

松下社の頒布始祭…

毎年12月16日は
松下社の頒布始祭

松下社

頒布始祭


蘇民将来子孫家門の
御札を配る日なんですって


この注連縄
伊勢地方では年中玄関に
飾り付けてあります


あっでも
蘇民将来ばかりじゃないです
『笑門』とかもあります


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そろそろ境内に松下人が
集まってきました

人が…





神事がはじまります

神事のはじまり


これまた立派な
注連縄が

おぉ立派じゃ


神事はおごそかに
とどこおりなく行われました…


わたくし勘違いとゆうか
餅撒きみたいな感じで (おいおい
御札が配られたりするのかと
思ってましたが…


厳粛な雰囲気のまま、無事、終了〜


注連縄の真ん中に飾る札は
桃符と呼ばれています

桃符?


「ももふ、ですか」と
そのまま読んだら……
「とうふ」だそうです
昔は桃の木や柳の木で
作ってたようですが今は桧

ももふじゃないのよ、とうふだよ


お話ししてくれたのは
松下のなかせこさん


わらで作った注連縄に
木札を麻緒で結びつけます
七難即滅
七福即生!
そして 蘇民将来子孫家門


上の隅と麻緒のかかる部分に
黒い点があるの見えます?
これ 心点 というそうです


(あっ、飲茶!)


(…点心)


(お寒ぅございます)




裏には
急々如律令
海女さんたちのお守り
セーマン・ドーマン の印

せーまん、どーまん


そして境内には
なんだか不思議なこんもりした
枯れたおやまが


はちまんさん?


なに、これ?
八幡さん?


これ
榊巻きというそうです

matushitasha15.jpg


榊の枝を束ねて境内14カ所に


榊は毎年巻き重ねて
正殿を建てかえるときに
榊巻きも新しくするんだそうで
建てかえは神宮さんと一緒
20年ごとです


このあたりでも珍しい
榊巻神事は12月31日の
大晦日にするみたい


あっ正殿の床下にも!

み〜つけたっ
posted by 浜参宮観察隊 at 19:20| Comment(5) | TrackBack(0) | 二見の話題> 地元の小さなお祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする