うら【浦】
《「裏」と同語源で、外海に対して内側の意》
1 海や湖が湾曲して陸地に入り込んだ所。入り江。
2 海辺。浜。
二見の海岸は一般に『二見浦』と呼ばれますな
ふたみがうら、とか
あっ、JRの駅は『二見浦』と書いて『ふたみのうら』です
『ふたみがうら』ではないんです
さてさて
二見の海岸は弓状に湾曲しておりまして
興玉さんからぐるっと見ると
西(左)のほうへ、ずっと海岸線が続いているのが見えます
このずっと続く松林の風景
なかなかです
距離にして約4kmの海岸線
旅館街から海岸へ出ると
そこはもう松林
白い建物は二見中学校体育館
その右横の少し松が濃いあたりは
神宮の塩を作る、御塩殿神社
そうそう、二見の海岸は
実は、この御塩殿神社より向こうが
趣があるんです
松林と海…
以上それしかありません
これがなんともはや…
ずっと堤防が続いているので
お散歩にはもってこいです
潮風を浴びながら
片道4kmのお散歩
なかなかです
こんな二見の海岸
日本初の海水浴場の一つと認定され(明治25年、1892年)
昭和11年には三重県の名勝地とされてます
この石碑はその名勝指定を顕彰して建てられたものみたいですな
昭和十一年一月二十二日三重縣史蹟名勝天然記念物保存顕彰規程ニヨリ指定
と石碑の裏に彫られてます
興玉広場の西端に立っております
んで…
二見浦は今年平成18年7月28日に
国の名勝地に指定されました
http://bunka.nii.ac.jp/jp/region/24.html
(文化庁;文化遺産オンライン)
伊勢湾に望み、白砂の美しい砂浜が続くことから古代より和歌の歌枕として広く知られ、特に中近世以降には大小2つの立岩(夫婦岩)を中心に海神を祀る霊場としても崇敬を集めた鑑賞上の価値の高い自然の景勝地でもある。
国名勝指定理由より
国も認めるいい景色
五十鈴川が海に出る、その河口で海岸線は途切れます
ここから夫婦岩方面を見る景色が
管理人一番のお勧めです
音無山が海に落ちるところに夫婦岩
その奥には神前岬、答志島、神島…
朝熊山はなだらかな稜線を横たえています
それにここらには砂浜もあります
遠くに見える夫婦岩(方面)
今は季節柄海苔養殖の『海苔ソダ』が立ってます
ここから見える景色…
(クリックして大きくしてくだされ)
こういう景色を眺めつつ
弁当なんか食べたら気持ちいいですな
気持ちいいに違いない
絶対気持ちいい
というわけで持参しました
それではいただきます
潮風を感じつつ、地元ぎゅうとらの助六寿司
ぎゅうとらの助六、基本ですな
目の前の景色が食欲を増進させます
う〜ん、うまい
というわけで、あっちゅうまに
ごちそうさま
弁当はいいけど、きちんとゴミは持ち帰ってね